食事制限だけじゃダメ!効率的に下腹に効く「骨盤矯正ダイエット」

               

公開日 2016年8月17日 最終更新日 2016年8月17日

体重は減ったのに下腹は出たまま……ダイエットでそんな経験はありませんか? 実はお腹周りのお肉を減らすには、食事制限や筋トレだけでは成果が出にくいんです。

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そこで今回は脂肪を燃焼させ下腹をへこませる“骨盤矯正ダイエット”をご紹介します。

◇女性の9割に骨盤の歪みが生じている

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骨盤は日常生活の中で毎日少しずつ歪んでいきます。本来であれば体に備わる機能で自然に元の位置に戻るので問題はないのですが、デスクワークなどで長時間同じ姿勢が続くと骨の修復機能が追い付かなくなってしまいます。

さらに運動不足に陥りがちな現代人は、骨盤を支える筋力も衰えぎみ。これらの条件が組み合わさって、およそ9割の女性の骨盤が歪んでいるといわれています。

◇骨盤の歪みとダイエットの関係

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骨盤はチューリップのような形をしており、骨の内側で生殖器を守りつつその上に位置する内蔵の受け皿のような役目をしています。デスクワークなどによる“猫背”が原因で骨盤が後ろへ傾いた状態になると、内蔵が支えられなくなり前にせり出た状態に。

これを“胃下垂”とよび、内蔵機能の低下を招き脂肪が蓄積しやすい体をつくります。腸内活動が弱まることから、下腹が出る要因のひとつである便秘も引き起こします。

歪みを正し骨盤を正常な位置に戻すことで、これらの症状を改善しぽっこりと出た下腹を解消。代謝の促進でスッキリとしたボディラインが手に入るのです。

◇セルフでかんたん!骨盤矯正ダイエット

骨盤・背骨をゆるめ正しい位置に戻す、簡単なストレッチをご紹介します。
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ゆらゆらストレッチ①

  1. 仰向けに寝て両足を揃える
  2. 膝を立てる(90度に曲げる)
  3. 両足を左右交互にできるだけ小さく倒す。

※呼吸に合わせてゆらゆらと行うことが重要です。腰が暖かくなってきたら終了。

ゆらゆらストレッチ②

  1. ストレッチ①の状態のまま、今度は膝を大きく倒す。
  2. 倒したら1~2呼吸くらいおき、元の状態へゆっくり戻す。

※これを20回程度行う。腰が完全に浮かないようにするのがポイントです。

骨盤ストレッチは全行程が1~2分程度で終り、毎日の習慣に取り入れやすいのがメリットのひとつ。適度な食事制限・運動と併用することで健康・ダイエットに絶大な効果を発揮してくれます。

特に長時間同じ姿勢でいることが多い方は効果を実感しやすいので、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてください!