公開日 2016年5月14日 最終更新日 2016年5月14日
「私、体が硬いのよ」ついついそんなこと言っていませんか? 長い時間同じ姿勢で仕事したり、忙しくて運動不足になったりして、いつの間にか体がガチガチに。実はこれ、どんどん体に疲れをためていることになるんです。
体が硬くなる原因は?
年とともに筋力は弱まります。筋肉が弱くなることで動きが制限され、関節の動く幅も狭くなります。するとさらに体は硬くなる…悪循環の始まりです。ハードな運動をいきなり行うのは難しいですが、ストレッチくらいなら毎日の生活に少し取り入れるだけでOKです。
ストレッチで、肩こりや疲労を回復
ストレッチとは、ゆっくりと呼吸をしながら体の筋肉や筋を伸ばす動作です。筋肉が硬いままだと血液やリンパの流れが悪くなり、そこに疲労物質がたまってしまいます。筋肉をやわらかくほぐし、血液やリンパを流すことで、疲労回復効果が得られます。
結果的にダイエットにもつながります
ストレッチをしたからといって、みるみる痩せるということはありません。でも、「ストレッチは最も負担の少ない運動」とも言われています。ストレッチで筋肉を柔らかくして、関節の可動域を広げることで、体を大きく動かせるようになります。
そうすると自然と運動意欲が湧いたり、日常生活での動きが大きくなり、エネルギーを多く消費できるようになります。また、体が自由に動くということは、転倒防止、怪我の予防にもなります。
ストレッチポールで簡単ストレッチ
ストレッチがいいといっても、普段からやっていないとなかなか習慣にはなりません。そんな時に、簡単にストレッチのサポートをしてくれるのが、ストレッチポール(フォームローラー、ヨガポールとも言います)。
直径15センチ、長さ100センチ前後のややクッションのきいたポールで、この上に寝ると体重の重みで自然にストレッチができるんです。
足首や膝裏にあてて、膝下の筋肉を柔軟に
ストレッチポールを横にして、その上に両足首を置きます。ゆっくりと足首を左右に動かします。さらに、ポールを膝裏に移動させて同じ様に膝をゆっくりと左右に。続けて、ふくらはぎにあてて左右にゆらします。これで膝下の筋肉を柔らかくすることができます。
腰痛防止に、腰回りの筋肉を伸ばして
仙骨(腰より下で臀部より中心にある骨)のあたりにポールを横に置き、上半身と下半身は楽な姿勢に伸ばします。こうすることで、腰回りの筋肉を伸ばすことができます。
ポールを縦置きして、体全体をストレッチ
さらに、ポールを縦向きにして床に置き、端に腰掛けてからゆっくりとポールの上に背骨を這わせるようにして仰向けになります。手足の力を抜いて横たわると、肩から背中にかけてのストレッチになります。これがなかなかの気持ちよさ。ついついクセになりますよ。
いかがですか。ストレッチポールをリンビングにおいて、テレビを見ながらちょっところころストレッチ。1日数分使うだけで、体がすっきりします。ちょっとした習慣で、疲れ知らずの体を手に入れましょう。
フリーのライター、ネイルアーティスト。40代 / 混合肌 / ブルベ夏 / 毛量多め・髪太め・くせ毛・ブリーチ&カラーのダメージ毛。ネイリスト技能検定1級 / JNAジェルネイル技能検定上級 / ネイリストのための色彩学 / 色彩検定UC級 / JNAフットケア理論検定 / ネイルサロン衛生管理士 /