2017年2月13日 ライフスタイル

バレンタインは要注意!「友チョコデブ」を防ぐテクニック

               

公開日 2017年2月13日 最終更新日 2017年7月6日

今やバレンタインデーと言えば、好きな人にあげる本命チョコよりも、友チョコや義理チョコがメインの人が増えてきましたよね。

そんなバレンタインシーズンに気をつけたいのが、チョコレートの食べすぎによる「友チョコデブ」です。

友チョコは受け取らないわけにもいかないので、このシーズンは毎日のようにチョコレートを食べ続ける人もいるのではないでしょうか…?

今回はチョコレートで太るのを防ぐために、覚えておきたいテクニックをご紹介します。

チョコレートのカロリーに震える

チョコレートと言っても、使われている材料や種類によってカロリーが大きく変わります。特にバレンタインで受け取るチョコレートは、乳脂肪分が多く含まれたミルクチョコレートが多いですよね。

ミルクチョコレートのカロリーの平均は、100gあたりなんと558kcal!(板チョコは約60g=335kcal)

これはご飯で言えばお茶碗2杯分に相当するカロリー。いつもどおりに食事を摂って、さらにチョコレートを食べてしまったら、そのまま余ったカロリーが脂肪として蓄積されてしまいます。

これを防ぐにはチョコレートの食べ方やカロリーコントロールをする必要があります。友チョコで太ってしまうのを防ぐためにやっておきたい、食べ方のコツをご紹介します。

砂糖の多いチョコレートを食べるときは炭水化物を抜こう

ハイカロリーな友チョコを食べるときは、ご飯やパンなどの炭水化物といった糖質をできるだけカットしましょう。

一般的な板チョコには1枚あたりに糖質が33g、脂質が22g含まれています。人が現在の体重を維持するために必要な糖質の量は、1日に200〜300gほど。

ごはん1杯で糖質は約55gですので、ほかの料理に使われている食材と合わせて食べていれば、ほとんどの人が300g程度の糖質を摂取しています。

そこにチョコレートを食べることで、1日にとるべき糖質の量をはるかにオーバーしてしまうのです。

そのため、とにかく体重を増やしたくない人は、チョコレートをたくさん食べた時は次の食事で糖質の多い炭水化物をカットするのがおすすめ。

これだけで白米分の55gの糖質をカットできるので、余分な糖質の摂取をおさえることができます。

食べる時間帯は午前10時か午後3時がおすすめ

また、もらったチョコレートはその場で食べないで、できるだけ太りにくい時間帯を選んで食べましょう。おすすめはカロリーの吸収率がもっとも低下する、午前10時か午後3時です。

午前中にチョコレートを食べれば日中の仕事でカロリーが消費する分、脂肪が蓄積されにくいのです。

また、午後3時は1日の中でも脂肪に変換されにくい時間帯ですので、まさに3時のおやつはチョコレートを食べるのにぴったり。

反対に絶対にチョコレートを食べるのを控えるべきなのは夕食後や寝る前です。仕事から帰ってきたあとは、お風呂に入って夕飯を食べて寝るだけ、という人が多いですよね。

日中とくらべて消費されるカロリーが少ないので、チョコレートのカロリーがそのまま脂肪に…。受け取った友チョコはいったん家に持ち帰って、翌日の午前中のおやつにするのがおすすめです。

1日に食べる量は板チョコ半分程度にとどめよう

1日に食べるチョコレートの量をきちんと制限しておくのも、友チョコで太るのを防ぐのにおすすめの方法です。

チョコレートは1日で板チョコ半分程度にとどめるのが理想。グラムにすると20〜30g程度ですので、一つずつ個包装されているタイプなら2〜3枚までと決めましょう。

一番確実なのは、食べる前に友チョコの重さをキッチンスケールで計測すること。重さがわかれば大体のカロリーも計算できるので、食べ過ぎを防ぐことができます。

有酸素運動で脂肪を燃焼

チョコレートの食べ過ぎが気になったら、脂肪になる前に体を動かして糖質を燃やしましょう。

もともと体は糖質を先にエネルギーとして消費し、最後に脂肪を燃焼する仕組みになっています。そのため、チョコレートは食べてすぐ脳や体のエネルギー源になってくれます。

まずはチョコレートを食べ過ぎたらしっかりと体を動かしましょう。特にエネルギーを消費しやすい、ウォーキングやランニング、水泳などの有酸素運動がおすすめです。

運動が苦手な人はストレッチで体を動かすだけでも、体の血流を良くして代謝を促進できますよ。

バレンタインと楽しく付き合うために

チョコレートは思ったよりも少量で満足感が得やすく、実は食事のドカ食い防止にも役立つおやつです。カカオ含有率の高いチョコレートがダイエットに使われるように、チョコレート自体はカロリーが低く体に良いポリフェノールが豊富。

とは言っても、友チョコは砂糖や生クリームなどを使ったチョコが多いので、チョコレートダイエットのつもりで毎日食べ続けるとカロリーオーバーしてしまいます。

そのため、チョコレートを食べた分は食事から糖質を減らす、体を動かすなどして脂肪として体に蓄積されるのを防ぎましょう!

せっかくのおいしいチョコレートが食べられるバレンタインなのに、体重ばかり気になってはチョコレートも味わえないですよね。

あまり体重を気にしすぎるのもストレスの原因になってしまうので、毎日食べる量をきちんと守っておやつの時間を楽しく過ごしましょう。

チョコレートは貰うよりあげる方がいい…かも(笑)。