2023年11月15日 ボディ&ヘア

ヘアケア&スタイリングもできる オラプレックスNo.9 ヘアセラムの使い方

               

公開日 2023年11月15日 最終更新日 2023年11月15日

ダメージヘアを修復してくれるオラプレックス

カラーやパーマをすると髪が傷む原因は、髪の内部成分が破壊されてしまうから。

そういったダメージヘアに向けたブランド「オラプレックス」は、2014年アメリカ・カリフォルニア州で生まれ、5年ほどの間におよそ150カ国に展開。世界中で使われているブランドです。もちろん、髪の毛の内部構造の修復をしてくれるオラプレックスのトリートメントシリーズは、日本でもよく使われているヘアケアアイテムのひとつです。

オラプレックス独自のダメージケア成分「ジマレイン酸」

オラプレックスのアイテムには、「ジマレイン酸ビスアミノプロピ ルジグリコール」という成分が含まれているのが特徴。この成分が、髪の傷みの原因でもある切断されたシスチン結合(ジスフィルド結合)を再結合し、システイン酸を抑制してくれます。

このジマレイン酸を使う世界初の特許技術が、オラプレックスに搭載されている「ボンドサイエンステクノロジー」。切れてしまったアミノ酸同士の結合を「再結合」することによって、毛髪本来の強度を取り戻すことができるという仕組みです。カラーやパーマによって傷んだ髪も、サラッとした手触りにしてくれます。

オラプレックス商品、使う順番は?

オラプレックスには、N0.0からN0.9までナンバリングされた商品がラインナップしています。(※N0.1&No.2は美容師さんが施術中に使うことを想定した商品です)

1)No.0とNo.3は髪の内部補修と外部補修をしてくれる「プレトリートメント」。

No.0インテンシブ ボンドビルディング ヘアトリートメントは、シャンプーの前に行う「スペシャルなひと手間」の洗い流すトリートメントです。週に1~2回 使用します。

No.3 ヘアパーフェクターは髪の外部補修に特化、スペシャルケアとして週に1~2回シャンプー前のプレトリートメントとして使用します。

【詳しい使い方】オラプレックス No.0 シャンプー前のプレトリートメントに

【詳しい使い方】オラプレックス No3 ヘアパーフェクターで週1ヘアメンテ

2)No.4ボンドメンテナンス シャンプーは、頭皮の洗浄をしてくれる「シャンプー」。

【詳しい使い方】ヘアケアとダメージ補修 オラプレックスNo.4ボンドメンテナンス シャンプー

3)No.8ボンドインテンシブ モイスチャーマスクは、髪の毛の健康と美しさを守りながら、なめらかで輝く髪を実現するための洗い流す集中ケアトリートメント。シャンプーとコンディショナーの間に挟む、保湿のための「マスク」です。

【詳しい使い方】オラプレックスNo.8 モイスチャーマスクの続けたくなる使用感

4)No.5ボンドメンテナンスコンディショナーは、髪を保湿、保護、補強してくれる質感調整のための「コンディショナー」。髪に栄養分を補給し、毛髪表面にバリア機能を与えることで、日常生活によるダメージをケアします。13種類の植物成分配合で、毛髪と頭皮のケアにも。

【詳しい使い方】なめらかで扱いやすい毛髪へ導く オラプレックスのNo.5コンディショナー

5)No.6、No.7、No.9は、髪を保護してくれる洗い流さないトリートメントです。6はクリーム、7はオイル、9はセラムです。

No.6 ボンドスムーサーは、洗い流さないタイプのアウトバストリートメントです。天然成分が保湿力を高め、髪をしっとりと扱いやすくします。ヘアカラーした髪の褪色もケア、ドライヤーの時間を短縮する効果も備えています。

No.7 ボンディングオイルは、髪を熱や紫外線から守り、補修し、ツヤと柔らかさを与える超濃密オイルトリートメントです。

オラプレックス OLAPLEX No.9 ボンドプロテクターとは

洗い流さないトリートメント兼スタイリング剤

上記でご紹介したように、オラプレックスの洗い流さないアウトバストリートメントは3種類出ています。

中でも一番新しく、2022年8月に発売となったNo.9 ボンドプロテクターヘアセラムは、軽い質感の洗い流さないトリートメント兼スタイリング剤。髪のダメージケアとスタイリングを同時に叶える便利なアイテムで、シリーズの中で最もスタイリング力が高いとされています。

活性酵素を抑制する抗酸化成分がシールドを形成することで、汚染物質やヒートスタイリングから毛髪を保護。また、シールドのおかげでハリのあるスタイリングのベースができ、形状記憶力によりスタイルがキープできます。パーマスタイルのカール戻しや、持続性を高めることもでき、髪に自然なボリュームや束感を与えてくれます。

こんな毛質の方に

No.9 ボンドプロテクターヘアセラムは、特に軟毛・細毛の方やボリュームを出したい方、パーマヘアの方に使ってもらいたいアイテムです。

オラプレックス OLAPLEX  No.9 ボンドプロテクターヘアセラム

No.9 ボンドプロテクターヘアセラムの使い方

髪の乾かし方を変えると、仕上がりも変わってきます。

濡れた髪に使用する場合

手ぐしで乾かすと、ふんわり自然に仕上がります。また、しっかりとブローするとまとまった仕上がりに。

パーマの方はディフューザーを使って乾かすと、しっかりとしたカールが再現できます。

乾いた髪に使用する場合

乾いた髪につけると、軽いタッチの束感やツヤが出ます。オイルよりナチュラルな仕上がりに。

No.6やNo.7と併用する使い方

他のアウトバストリートメントとあわせて使うと、手触り感がアップします。

No.6 と一緒に使う

濡れた髪にNo.6を付け、ドライヤーで少し乾かしてからNo.9を重ね塗り。そのあとしっかり乾かします。しっとりやわらかい仕上がりに。

No.7と一緒に使う

濡れた髪にNo.7を付けた後、少しドライヤーで乾かしてからNo.9を重ね塗り。そのあとしっかり乾かします。ツヤがありつつ軽やかな仕上がりに。

No.9 ボンドプロテクターヘアセラム【使ってみました】

LULU編集部員の私が、No.9 ボンドプロテクターヘアセラムを使ってみました。

大きめヘッドのプッシュポンプボトル。

透明なやや緩めのジェル状のセラムです。

毛量多め、髪太め、くせ毛、ブリーチ&カラーのダメージ毛でミニボブの私は、2プッシュくらいの分量を使います。

香りは、オラプレックスシリーズならではの爽やかで少し甘い香り。

洗髪後、少しタオルドライした髪につけてコーミング、しっかり隅々までセラムを行き渡らせてからドライヤーで乾かしました。

これだけでも髪にツヤがプラスされて、いつもより柔らかい手触りに(もともとが剛毛なので、ちょっとやそっとではサラサラヘアにならないのです)。

ただ、乾燥しやすいくせ毛だと少しぱさついた感じにはなるので、乾かしてからさらに2プッシュ。しっかり馴染んで乾いてからヘアアイロンをかけました。すると、さらにツヤが出て、ほどよいまとまり感。弱めではありますがホールド感もあって、セットしたスタイルをキープしてくれました。

No.7 ボンディングオイルだとちょっと重すぎるという方は、ぜひNo.9 ボンドプロテクターヘアセラムを試してみてください。

使う上で重要なポイント

ブリーチ毛などのダメージが大きい毛質の方が、オラプレックスシリーズを使う上でとっても大事なのは「しっかりとドライヤーで乾かすこと」

オラプレックスを使うくらい髪に気を遣っている方なら「当たり前じゃない」と思われるかもしれませんが、ダメージ毛はドライヤーで乾かさずにいるとブチブチ切れます!!(←経験者は語る)

オラプレックスでしっかりケアして、しっかり乾かして、持ち味を最大限に活かしてくださいね。

オラプレックス OLAPLEX  No.9 ボンドプロテクターヘアセラム