2023年6月20日 ボディ&ヘア

濡れた髪も優しくブラッシングできる「 ザ・ウェットディタングラー Pro」

               

ブラッシングによるダメージを軽減させる「タングルティーザー」

「タングルティーザー」は、イギリス生まれのヘアケアブラシ。

日本・イギリス(UK)・ヨーロッパ(EU)で特許を取得した長短二段構造と米国デュポン社が開発した特殊素材のブラシで、絡まりやすい細い髪や傷んだ髪、濡れた髪も引っ張らずにやさしくブラッシング。

ブラッシングによる髪の摩擦とダメージを最小限に抑え、サラサラ艶やかな美しい髪へ導きます。

どうしてサラサラヘアになるのか

タングルティーザーを使うと、どうしてサラサラヘアになるのでしょうか。

そもそも髪の毛を覆う、髪の一番外側のキューティクルはとても繊細な組織です。シャンプーやブラッシングの摩擦も、キューティクルが傷ついたり剥がれたりする原因になりかねません。

痛んで絡まった髪を無理やりブラッシングすると、髪にはとても負担になるわけです。

タングルティーザーはほどよくしなるブラシで、無理な力をかけずに髪を解きほぐすことができます。そのため、キューティクルへのダメージが抑えられ、その結果固いブラシでブラッシングするよりも美しい髪へと導くことができるのです。

濡れ髪専用「ザ・ウェットディタングラー」

そんなタングルティーザーから2018年に発売になったのが、濡れ髪専用ヘアケアブラシ「ザ・ウェットディタングラー」。

濡れた髪の毛は絡まりやすく、ブラッシングを避けている方も多いはず。実際、濡れ髪はとても繊細で、ダメージを受けやすい状態なんだそうです。

「ザ・ウェットディタングラー」は、そんな濡れ髪でもダメージを抑えてブラッシングすることができます。

タングルティーザー Tangle Teezer ザ・ウェットディタングラー Pro

ザ・ウェットディタングラーの特徴

ザ・ウェットディタングラーには、定番の「ザ・オリジナル ノーマル」にはない”持ち手”がついています。この持ち手の形状が適度な細さと長さで手にフィット、軽くて濡れた手でも滑りにくいので、バスルームで使うのにも適しています。

さらに、濡れて重くなった髪を引っ張らずスムーズに解きほぐせるように、定番アイテム「ザ・オリジナル ノーマル」よりもブラシに強度があり、ブラシの長さも0.4cm長くなっています。もちろんザ・ウェットディタングラーも、タングルティーザーが特許を取得した独自のブラシ構造(長短二段構造)と、特殊なブラシ素材でできています。

濡れ髪をブラッシングするメリット

濡れた髪をブラッシングすると、どんなメリットがあるのでしょうか。

キューティクルは髪の毛を覆う、髪の一番外側にある組織。外部の刺激から髪を守り、髪の毛のタンパク質や水分を適切な状態に保つために大切なものです。

とてもデリケートなキューティクルは、濡れると開くという特性があります。このキューティクルが開いた状態だと、髪は乾いている時よりも柔らかく、ダメージを受けやすくなります。

濡れ髪を、洗い上がりの絡まったままでゴシゴシとタオルドライすると摩擦が生じて髪はダメージを受けてしまいます。また濡れて絡まったままの髪にドライヤーをかけると、これもまた必要以上に熱を当てることになり、ダメージの原因になりかねません。

濡れた髪をブラッシングすると余分な水分を切ることができるので、髪をタオルで優しくはさんで抑えるようにするだけで水気をとることができます。また、髪の流れが整った状態でドライヤーを当てると髪が早く乾きます。

美しくまとまりのある髪には、水分や油分が必要です。濡れ髪をブラッシングしてから乾かすことで、絡まったままの状態よりもこの水分や油分が奪われるのを軽減できるというわけです。

ザ・ウェットディタングラーの使い方いろいろ

ザ・ウェットディタングラーは濡れ髪専用のヘアブラシですが、いろんな使い方ができます。

シャンプー前のブラッシング

シャンプーの前に髪を十分に濡らしたら、その後にもブラッシング。ひと手間増えて面倒かもしれませんが、髪や頭皮についた汚れを浮かしてくれ、少量のシャンプーでもよく泡立つようになります。

シャンプーを洗い流す前にもブラッシング

シャンプーを泡立てたら、洗い流す前にも一度ブラッシング。こうすることで泡切れが良くなり、短時間で洗い流すことができます。

トリートメントをなじませる

手でトリートメントをつけると、どうしても塗りムラが出てしまいます。そんな時は、塗布度にザ・ウェットディタングラーでブラッシング。根本から毛先までまんべんなくトリートメントをつけることができます。

インバストリートメントだけでなく、洗髪後のアウトバストリートメントをつけた時も使えます。

ドライヤー前に髪の絡まりをほぐす

ドライヤー前にブラッシングすると、髪の余分な水分を落として、髪の絡まりをほぐすことができます。絡まりをほぐすことで、ドライヤーの熱が効率よく髪に伝わり、絡まっている髪よりも早く乾かすことができます。
※ザ・ウェットディタングラーは耐熱ではありませんので、ドライヤーで温風を当てながらの使用はやめてください。

乾いた髪にも使える

ザ・ウェットディタングラーは、乾いた髪にも使えます。ただ本来は、水を含んで重くなった髪を快適にブラッシングする前提で強度や歯の形状に作られていますので、1日に何度も乾いた髪をブラッシングするなら、ブラシの歯がしなりやすいザ・オリジナル、コンパクトスタイラーや、サロンエリートを使ったほうがいいでしょう。

ザ・ウェットディタングラーPro【使ってみました】

LULU編集部員の私(毛量多め、髪太め、くせ毛、ブリーチ&カラーのダメージ毛)が、「ザ・ウェットディタングラーPro」を使ってみました。

多毛、ロングヘアさんはProをチョイス

私がザ・ウェットディタングラーProをチョイスしたのは、ノーマルヘア用のザ・ウェットディタングラーより大きめのサイズだから(スタンダードサイズと比べて、ブラシの面積が20%大きい設計だとか)。一度に髪に触れる面積が大きいので、毛量が多い人、ロングヘアの人も効率的にブラッシングできるんだそうです。

超多毛な私は、髪の束を上下にわけてブラッシングするくらいがちょうどよかったです。(ちなみに毛量普通の編集部員は髪の表面からブラシを当てると、しっかり頭皮まで届いたそう)

▼左 Pro/右 ノーマル

商品のパッケージを見てみると、どこにも「Pro」と表記されていませんが、返品しないようにお気をつけください。これで合ってます。

濡れた手でもしっかり握れる

ザ・ウェットディタングラーProの持ち手は、人間工学に基づいて設計されているそう。絶妙なカーブで、手の小さい筆者でもしっかりと握ることができました。

ブラシ面はやや凹凸のあるすりガラスのような感触、背の面はロゴの入ったすべすべ素材。濡れた手でも、シャンプーがついた手でも、しっかり握ってブラッシングすることができました。

シャンプーを洗い流す前のブラッシングでスッキリ

これまで、シャプーを泡立てた後にブラッシングしたことがなかったのですが、やってみたら最高! まずは頭皮がスッキリ! さらにブラッシングによって泡が少し落とせるだけでなく、髪がまっすぐに整った状態で洗い流すので、泡切れの早いこと早いこと! 節水にもなるんじゃないかなと思いました(笑)。

濡れ髪をブラッシングする新習慣

これまで、濡れ髪をブラッシングするという習慣がなかったんですが、ザ・ウェットディタングラーProを使い始めたらメリットばかり。ブラッシングの手間は増えますが、それよりも多くのメリットを感じているので使ってよかったと思います。ぜひやってみてくださいね。

タングルティーザー Tangle Teezer ザ・ウェットディタングラー Pro

▼動画でも紹介しています。

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公開日 2023年6月20日 最終更新日 2023年6月20日

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