2017年3月20日 エイジングケアスキンケア

今年の春は「若見せメイク」気分も顔も明るく華やかに

               

公開日 2017年3月20日 最終更新日 2017年3月20日

春分の日を過ぎ、外が温かくなる春は気持ちも軽やかに明るくなります♪ そんな明るい春だからこそ、メイクも春らしく華やかさにこだわってみましょう。実年齢よりも若い印象に見せる若見せメイクは、顔色から表情まで明るく見せるテクニックが満載です。今回は、顔のパーツ別に若見せメイクのポイントとテクニックをそれぞれご紹介します!

若く見える顔の特徴って?

  • 「最近自分の顔が老け込んだ気がする。」
  • 「メイクをしてもシミやくすみが隠れない。」
  • 「メイクが浮いて見える。」

 

そんな老け顔に困っている人は、自分の魅力を引き出すメイクができていない可能性があります。メイクのやり方は年齢によって、じょじょに変えていかないと顔の印象に合わずにメイクだけが浮いて、かえって老け顔に見せることも…。

お肌の曲がり角を迎えたあとは、メイク方法も流行のものを取り入れるだけでなく健康的で若々しいメイク法を意識することが大切。

そもそも、人から見て「若い」と感じる顔はどんな顔なのでしょうか。若く見える顔は次のような特徴があります。

  • 肌と唇にうるおいとハリがある
  • 肌自体が明るい
  • パーツごとにはっきりと陰影や凹凸がある
  • 華やかな印象である

 

特に若く見えるか老けて見られるかの大きな境目はずばり「お肌の質感」です。

肌がうるおっていて適度なハリがあれば、その人は若々しい印象になります。赤ちゃんや子供の肌はうるおいたっぷりで、モチモチとした弾力とハリがありますよね。このようなみずみずしい肌は、人に若々しいと感じさせる効果があるのです。

反対に肌がうるおい不足で乾燥していたり、小じわやシミ、そばかすなどが目立ったりすると、実年齢よりもさらに老けた印象になってしまいます。

そして、次に大切なのが顔全体にメリハリがあること。健康的に見えるポイントは、適度に血色が良い頬や唇。くすんだような唇の色や乾燥してひび割れが気になる唇は、老けて見られる大きな原因です。

そのため、若見せメイクのポイントは自然なハリツヤ肌と、適度な血色が良い健康的なメイクを意識するのが大切です。

若見せメイクテクニック ベースメイク編

顔の土台となるベースメイクのやり方をご説明します。

シミやしわなどを隠そうと、ついファンデーションを厚塗りしたくなりますが、若見せメイクではナチュラルなツヤ肌を作るのが大切。ファンデーションで隠すのではなくベースメイクを念入りに行いましょう。

紫のコントロールカラーで肌全体に透明感をプラス

まずは加齢による肌のくすみをカバーして透明感を出すため、「紫」のコントロールカラーを使ってください。30代を過ぎると何となく肌が黄ばんで見える「黄ぐすみ」が起こりやすくなります。年齢を重ねると肌のターンオーバーがうまくいかず、表面に古くなった角質が残りやすくなるのです。

これが蓄積されそのまま皮膚に定着したのが黄ぐすみの正体。肌全体が硬化してしまうので、うるおいやハリまで失われてしまいます。

それを隠すのに効果的なのが紫のコントロールカラーです。紫は赤みをほどよく隠して透明感を出せるので、ナチュラルで健康的な印象を作れますよ。顔全体に使って、肌の色を均一にすることで自然なしっとり肌を目指しましょう。

ファンデーションは少なめに!

そのあとにつけるファンデーションは、できるだけ少量にするのもポイント。下地でくすみやシミなどをカバーしたら、ファンデを薄付けしていきましょう。ファンデーションが厚ければ厚いほど、老けた印象になってしまいます。

若見せメイク アイメイク編

アイメイクは顔の印象を左右する大切なポイントです。

しかし、その人の年齢に合ったアイメイクをしていないと、ケバく見えたりシワが目立ったりする可能性もあります。次のポイントをおさえて、若々しい目元を目指しましょう。

はれぼったい目を改善しよう

そもそも目元が老けて見えるのは、何より目の周辺の筋肉が衰えているため。目の周りの筋肉は加齢とともに衰えていき、まぶたを支えられずに徐々に下垂していきます。その結果、もともとの目より小さく細く見えてしまうのです。

これを防ぐには、まぶたのむくみをできるだけ取り除いてあげるのが大切。メイクをする前に目の周辺の血流を良くしておくことで、メイクが乗りやすくすっきりとした目元を作ることができますよ。

おすすめは蒸しタオルを5分ほどまぶたに乗せること。そのあとに氷水につけたタオルを乗せることで、血管が収縮してさらにむくみがとれてすっきりします。

アイライナーはブラウン

また、アイライナーは黒を使うとデカ目になりますが、流行の囲み目メイクをすると目全体が重い印象に。そこで自然な目元を作るには、やさしいブラウン系カラーをチョイスしましょう!ふんわりとしたブラウン系でラインを引くことで、目の周りに広がりが生まれて自然な目力アップが期待できるんです。

アイシャドーはゴールドやブラウンで

また、アイシャドーは優しく華やかな印象のゴールドやブラウンがマスト。ブルーは知的でクールな印象ですが、目元が重くなるので老けた印象になります。

肌をさりげなく明るく見せてくれる、ブラウンやゴールドは年代問わず扱いやすいですよ。肌なじみの良いナチュラル系カラーを選ぶことで、がんばりすぎない自然な目元が作れます。

若見せメイク リップメイク編

加齢によって口元のラインが下がってくると、たるみが目立ち老けた印象になります。リップは輪郭を強調してつややかでハリのある唇を作りましょう。

口角が下がっているのが気になる人は、口の両端に明るいコンシーラーでラインを引いてなじませましょう。これで口角が上向きになる上昇ラインの完成です。

その後、ライナーを使って少しオーバーリップに輪郭を描いて、唇のカラーよりワントーン明るいリップを塗りましょう。最後に唇の中央に、赤みが強いベリー系のグロスを乗せて、ハリとツヤ感をアップします。

若見せメイクのコツは、あえて作り込みすぎないナチュラルさを意識すること。春は肌もワントーン明るく見せる、若見せメイクで気持ちも明るく過ごしましょう!