公開日 2016年5月13日 最終更新日 2016年7月29日
きちんとスキンケアをしていても、肌の乾燥やくすみ、ざらつきが気になる…ということが1度はあるはず。 そんなときは、「肌に栄養を」と丁寧にケアするのではなく、あえて何もしない「肌断食」で肌をリセットしてみては?
「肌断食」とは?丁寧なケアで肌が疲れる!?
毎日の習慣になっている、メイク→クレンジング→洗顔→化粧水→乳液という一連のスキンケアの流れ。しかしこういったケアを丁寧にすればするほど、肌に本来備わっている呼吸・吸収・保護などの自己回復力が衰えてしまうこともあるのだとか。
そこで試したいのが、あえて何もケアしない「肌断食」。基礎化粧品の力を借りずに肌本来の機能を回復させ、健康な肌を育てようとする美容法です。美容家や有名女優が実践していることでも知られています。
肌断食で肌はどう生まれ変わる?
肌本来の回復機能がよみがえると、ターンオーバーがスムーズに行えるようになり、くすみやざらつきなどが解消。毛穴が目立たなくなる効果も期待できます。
肌断食の方法
何もしないといっても通勤にメイクは必須というなら、休みの日だけの「週末肌断食」にチャレンジ。土日の2日間は、ノーメイク。洗顔はぬるま湯で洗い、化粧水などのスキンケアは一切行わずに肌を休ませます。どうしても乾燥が気になる場合は、ワセリンを薄くのばす程度にとどめて。
洗顔後の”観察”でいまの肌状態がわかる
肌断食は、いまの肌状態と向き合ういいチャンスでもあります。洗顔後、何もつけていない素肌をじっくり観察してみて、多少つっぱる感じがしても自然に肌がしっとりしてくるなら、本来の保湿能力が十分に働いている証拠。
もしカサつきを感じたなら乾燥肌、逆にテカってきたら脂性肌ということが判別できます。今後のケアに活かしてみましょう。そして肌断食を続けることで皮脂の分泌量が調整され、これらの不調が改善されることも!
断食翌日は化粧水をぐんぐん吸い込む
肌断食翌日は、普段通りのケアを行います。肌機能が回復した肌がぐんぐん化粧水を吸い込むのがわかるはず。加えてメイクののりも、いつもと違うと感じられるかもしれません♪
特別なことをしないでも、キレイな肌を取り戻すきっかけとなる「肌断食」。ただし、肌がむき出しの状態になるため、人によって肌が荒れてしまう場合も。特に乾燥肌の人は、無理のない範囲で試してみましょう。