公開日 2016年12月3日 最終更新日 2017年7月6日
目の印象を左右する「まつ毛」。
マスカラやつけまつ毛、まつ毛エクステなどなど、まつ毛のボリューム感を出すために様々なメイク道具が登場していますが、やっぱり重要なのは、自分のまつ毛「自まつ毛」。
まつ毛が短い、少ない、加齢でまつ毛が薄くなってきた…などなどまつ毛の悩みはあれこれあると思います。
そこで、今インスタなどで話題になっているのが「キャスターオイル」!!
キャスターオイルとは
キャスターオイルは日本だと「ひまし油」と呼ばれる植物性のオイル。「唐胡麻(トウゴマ)」と呼ばれる植物の種から絞り出したオイルの事を言います。「カスターオイル」と表記されることもありますね。
黄色みがかかった、固めのテクスチャーを持つオイルで、独特の香りが強くあります。酸化しにくいので、劣化しにくいというのも特徴の一つです。
クレオパトラが使っていたとか、西洋では様々な病気や疾患に効果があるために「キリストの手」と呼ばれていたりする、実に優れたオイルなんですよ。
ほかのオイルと何が違うの?
キャスターオイルの主成分はリシノール酸。鎮痛剤や抗炎症剤として、医薬品にも使われています。アロマセラピーに使われることもあるそう。
エネルギー代謝を活発にするので、体内のサイクルを正常に戻してくれるという働きがあるんだとか。そしてキャスターオイルには、このリシノール酸がなんと90%も含まれているんだそうです。
そして、美肌や美髪、美爪などに欠かせない成分、ビタミンEや、オレイン酸、リノレン酸、ステアリン酸…などなど保湿成分もてんこ盛りなんです。
キャスターオイルの効果
まつ毛、髪の毛、眉毛…などの育毛に!
代謝をあげるという事で、なんと「育毛剤」のような使われ方もするキャスターオイル。血流がよくなることで、美しい「毛」を育てるんだそうです。そして、現在生えている毛の保湿も行うので、毛穴と毛にWで効果あり!
美肌をつくるスキンケアに
保湿成分が高いので、潤いをバリアすることができます。そして、代謝をよくすることでシミにも聞くといわれています。抗酸化作用により、ニキビにもいいそうです。
指先のネイルケアにも
かわいいネイルアートをしたくても、自爪がボロボロだと仕上りがよくないことも。保湿成分に加え爪を作るビタミンEも含まれているので、ネイルケアにもピッタリ。
体のデトックスに
リシノール酸によって代謝が活発になることで、リンパの流れも改善されるそうです。そして血液の循環にも作用し、体に蓄積された毒素や老廃物を排出してくれるんだそうです。腹部に湿布すると宿便まで排出してくれるんだとか…。
キャスターオイルの使い方
直接塗る
まつ毛育毛やニキビなどにはこの、直接塗る使い方がオススメ!綿棒などにオイルを含ませて、直接ちょんちょんとつけていきます。スクリューブラシを使うとまつ毛に塗りやすいなんて情報も!
キャスターオイル湿布
デトックス効果が発揮されるのがこの「キャスターオイル湿布」。布にタップリとキャスターオイルを染み込ませて、その布を腹部にあてます。その上からオイルカバー(ラップでもOK)をして、温熱ヒーターなどで温めるといった方法です。
デトックスの他、鎮静作用によりリラックス&ストレス軽減、なんてうれしい効果も。
他のオイルと混ぜてマッサージオイルに
そのままだと少しとろみが強いので、オリーブオイルやココナッツオイル、ホホバオイルなどと混ぜてマッサージオイルにするのもいいです。ヘアケアやスキンケアにも使えますし、関節痛など痛みを感じるところにオイルマッサージをするのも効果的!
キャスターオイルで全身ツヤピカ
目ヂカラをあげるだけじゃなく、スキンケアにもヘアケアにもネイルケアにもデトックスにもなんでも使える万能なキャスターオイル。乾燥しがちな冬に役に立ちそうですね!
乾燥肌と薄い唇が悩みなミドフォーライター&放送作家。プチプラコスメからデパコスまで幅広く愛用しています。現在運命のファンデーションを探し中。乾燥肌/イエベブルベ混合/猫毛/