公開日 2016年3月30日 最終更新日 2016年3月30日
あなたは1日に何時間、パソコンやスマートフォンの画面を見ていますか。LEDディスプレイやLED照明に含まれるというブルーライトが、知らないうちに疲れを引き起こしているかもしれません。
ブルーライトは、強いエネルギーを持つ光
ブルーライトとは、目に見える光(可視光線)の中で、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。
ブルーライトの波長は380~500nm(ナノメートル)で、400nmより短いものは紫外線と呼ばれていますから、ブルーライトを注意する理由がわかりますね。ブルーライトは、網膜に到達する光の中で紫外線にもっとも近い強いエネルギーを持つ光なんです。
ブルーライトは目や体に大きな負担
パソコンやスマートフォンのディスプレイが発するブルーライトは、目や身体に大きな負担をかける可能性があり、ディスプレイを1時間見たら15分休憩したほうがいいとも言われています。
ブルーライトの短い波長は、眩しさやチラつきなどの原因。そのため、脳が目のピントを合わせようとして、瞳孔を縮めるなど目の筋肉を酷使、これが眼の疲れや肩・首の凝りなどに影響すると言われています。
ブルーライトがシミの原因に
ブルーライトを含む光線は、第3の紫外線「HEV」と言われ、最近注目されています。このHEVはパソコンやスマートフォンだけでなく、LED電灯からも発せられていて、現代社会においては防ぐのが難しい光線になりつつあります。
その上、肌のとても深い所まで浸透するためシミの原因になることがわかっています。そのため、ブルーライトに対する化粧品でのケアが必要です。
ブルーライト対策コスメも登場
UVケアで定評のあるランコムからは、新しい日やけ止め用乳液『UV エクスペール XL CCC 』が発売されて話題になっています。最新のテクノロジーで、シミの原因となるブルーライトから肌を守ってくれるんだそう。
出展:http://www.lancome.jp/?p_id=Y11185
ブルーライトから肌を守る化粧水やクリームも登場しています。これからのコスメ選びのキーワードには、「ブルーライト対策」も加わりそうですね。
LULUのライターとして2016年の立ち上げから参加。海外コスメ大好きなコスメマニア。ブルベ夏で乾燥肌と戦う日々。もういっそハワイに住みたい。