2024年4月9日 スキンケア

セルフピーリング液、ダーマシューティックのミルクピール体験記

               

公開日 2024年4月9日 最終更新日 2024年4月9日

フランスのケミカルピーリングブランド「ダーマシューティック」

2002年、フランスの皮膚科医同士のコラボレーションから生まれたダーマシューティック(Dermaceutic)。現在フランスで人気のケミカルピーリングブランドのひとつです。

ケミカルピーリングの技術開発からスタートし、より包括的で健康全体としての美容皮膚科学の必要性を認識したダーマシューティック。現在では皮膚科学的なソリューション一式を提供しています。

コスメシューティカルズとは?

ダーマシューティックの打ち出す「コスメシューティカルズ」とは、科学的に開発された生物学的に有効な成分を高濃度に配合した化粧品のこと。

スキンケア製品として、肌に積極的な変化をもたらすことが期待できます。

肌には元来、自然な再生力があります。ダーマシューティックでは、その肌本来の力を高めるのには科学が最高の味方だと信じ、最新の科学技術と最先端の有効成分を効果的な濃度で使用し、スキンケアの基準を高めています。

最適なケミカルピールを選ぶ方法

ダーマシューティックには、主に5段階のケミカルピーリング商品があります。

マスクピール: オイリー肌、ニキビ肌、毛穴の開き、余分な皮脂が気になる方に。
ミルクピール: 軽度のにきび、毛穴の開き、毛孔性角化症、皮膚の色素沈着が気になる方に。
コスモピール12%&15%: 日焼けによるシミ、加齢によるシミ、毛孔性角化症が気になる方に。
コスモピール18% & 20%: 日焼けによるシミ、加齢によるシミ、ハリのなさが気になる方に。
コスモピールフォルテ:ニキビ跡、日焼けによるシミ、加齢によるシミ、日光角化症が気になる方に。

【関連記事】毛穴の開きや過剰な皮脂に!ダーマシューティックのマスクピール

顔のザラザラ、毛穴の開き、色素沈着が気になる人に「ミルクピールトリートメント

今回は5段階のケミカルピーリング商品の中から、「ミルクピールトリートメント」を紹介します。

「ミルクピールトリートメント」は、肌表面の不要な角質や色素沈着が起こった角質を取り除き、明るく透明感のある肌へ導くピーリングキットです。

ハリツヤのある肌へ導き、毛穴を目立ちにくくするほか、肌表面を滑らかにしてシワを目立ちにくくします。また、肌のトーン調整をしてくれます。

3つの有用成分を配合

3つの有効成分を配合しています。

グリコール酸:フルーツ酸の一種で、皮膚の不要な破片を効果的に取り除きます。

乳酸:蓄積された古い角質を溶かし、表皮の細胞を活性化して、肌のターンオーバーを正常に促します。分子が大きいため、グリコール酸と比べると皮膚の浅いところに作用します。

サリチル酸:皮膚の角質を軟化させる作用があります。

こんな方に

軽度のにきび、毛穴の開き、毛孔性角化症(チキンスキン)、皮膚の色素沈着が気になる方。

セット内容

1箱24回分
・Foamer 15 (Glycolic acid) 40ml(洗顔フォーム)
・Milk Peel 60ml
・ブラシ  1本
・カップ  1個
・説明書  1冊

使い方

2週に1度、4回までを目安に使います。

  1. Foamer15、4プッシュ分で顔を洗ってからすすぎ、乾かします。
  2. ミルクピール 2.5mlをカップに注ぎ、ブラシでTゾーン、あご、口周り、頬の順に塗布します。
  3. 1分半から2分半置いて、水で十分にすすいで乾燥させます。
  4. ヒアルシューティック(別売り)で、肌を整えてください。

※より効果を得たい場合は最大5分まで延長、長く置きすぎないよう注意。
※軽く赤みが表れてきたら水で十分にすすぎ、乾燥させてください。
※少しでも異常を感じた際はただちに使用を中止して、医師の診察をお受けください。
※目に入らないように注意してください。

ダーマシューティック Dermaceutic ミルクピールトリートメント

ダーマシューティック ミルクピールトリートメント【使ってみました】

LULU編集部員の私がダーマシューティック ミルクピールトリートメンを使ってみました。

ピーリングキットは紙のボックスに入っています。

説明書は、日本語にも対応しています(安心)。

洗顔フォーム、ピーリングジェル、ガラス容器、ブラシが入っています。

40ml入りのミニサイズの洗顔フォームです。泡で出てきます。

こちらがミルクピーリング液。1回2.5ml使います。60ml入り。

ピーリング液を入れるためのガラス製の容器も付いています。 ただしメモリ等は無いので、1度に使う量がどのくらいかこの容器では分かりません。

ピーリング液を顔に塗るためのブラシ。

いよいよ体験…!

まず洗顔フォーム4プッシュで顔を洗います。この洗顔フォームで顔を洗うと、顔の表面がなんだかぬるっとした感じになります。

洗顔後の顔をよく拭き取ったら、ピーリング液をつけていきます。 1回の使用で2.5mlということなのですが、2.5mlはどのくらいかわからなかったので、とりあえず2.5グラムを小さじ1杯入れてみました。

ヒーリング液はドロっとしたジェル状で、 スプーンを傾けただけではきれいに容器に移すことができませんでした。 なので、ブラシでこそげ落とすようにして容器に移してみました。

ブラシにまんべんなくピーリング液を含ませていきます。

手の甲に少しつけてみたら、特に刺激を感じられなかったので、顔にもつけてみることにしました。 本当に刺激に弱い方は、腕の裏側などもう少し皮膚の薄いところに試してみてから使った方が良いと思います。

かなりの刺激に、30秒でギブアップ

顔にはまずTゾーンにつけ、その後下顎口回り、最後は頬に塗っていきました。最初にTゾーンに軽くブラシを当てただけで既にピリピリした刺激を感じます。

ピリピリした刺激はまぁまぁ覚悟の上使い始めたのでここはぐっと我慢して、次に下顎に塗ります。Tゾーンがピリピリしているので、下顎につけた時はもはやどこがピリピリしているのかわからない感じになりました。そのまま我慢して口回りにも塗布します。

最後に、毛穴が1番気になっていた頬に塗ります。もうこの時点で、「一刻も早く洗い流したい」と思うほどの刺激💦

説明書きには1分から3分置いて洗い流すとありますが、私の我慢の限界は30秒位でした。正直、自分は痛みには結構強い方だと思っているのですが、今回はお顔全体のピリピリがかなり強く、このまま塗って待つのは我慢できませんでした。

試しに他の編集部員にも使ってみてもらったのですが、彼女はもっと我慢ができず、全顔に塗り終わった瞬間に「もう無理」と言って洗い流していました。

もともとはクリニックで使用するような商品ですので、初めて使う方は我慢せず、少しでも耐えられないと思ったらすぐに洗い流すほうがいいのかなと思います。

それでも効果は実感できる!?

そんなわけで、ほぼ塗ってすぐに洗い流してしまったはじめてのミルクピーリング。

そんなわずかな塗布時間にもかかわらず、洗い流した後の肌は前よりも透明感が出て、毛穴が少し引き締まったような印象を受けました。

2週間に1度、合計4回使うとある程度の効果が実感できるそうなので、とりあえずは4回目まで頑張って使ってみようかと思います。

かなり高額な商品ですが、クリニックで4回施術することを考えればコスパはいいのかな?

ただ何度も言うようですが、無理して刺激に耐えるのは禁物! 我慢できなくなる前に洗い流してくださいね。

▼動画でも紹介しています。

ダーマシューティック Dermaceutic ミルクピールトリートメント

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