メゾン マルジェラとは
ベルギー出身のデザイナー、マルタン・マルジェラ。1988年、フランス・パリで「メゾン・マルタン・マルジェラ（Maison Martin Margiela）」を設立、破壊的で反モードなスタイルを提案して話題となりました。
またマルジェラはメディアに姿を現さない匿名を貫くデザイナーでもあります。 1997年から2003年にかけてはHERMÈS（エルメス）のレディースデザイナーも兼任しましたが、その後引退。2014年にジョン・ガリアーノがクリエイティブ・ディレクターに就任し、2015年1月にブランド名を「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」に改めました。
マルジェラの「カレンタータグ」
マルジェラの服や小物には、「カレンダータグ」と呼ばれる0～23までの数字がプリントされた白地の布が縫い付けられていて、どの数字に○がついているかでコレクションラインがわかるようになっています。これはメンズラインがコレクションに加わった1999年頃から使われているそうです。
0 – 手仕事により、フォルムをつくり直した女性のための服
0 10 – 手仕事により、フォルムをつくり直した男性のための服
1 – 女性のためのコレクション（ラベルは無地で白）
4 – 女性のためのワードローブ
3 – フレグランスのコレクション
8 – アイウェアのコレクション
10 – 男性のためのコレクション
14 – 男性のためのワードローブ
11 – 女性と男性のためのアクセサリーコレクション
12 – ファインジュエリーのコレクション
13 – オブジェ、または出版物
22 – 女性と男性のための靴のコレクション
MM6 – ♀のための服
マルジェラのフレグランスライン
そんなマルジェラのフレグランスラインは、2011年にスタート。
中でも、「レプリカ」と名付けられたフレグランスシリーズは、「大切な思い出を呼び起こす普遍的で象徴的な香りのコレクション」として数々のベストコスメアワードを受賞しています。
「レプリカ」のボトルは、メゾン マルジェラらしくシンプルでスタイリッシュ。ラベルには、香りのストーリーが添えられています。
人気は「レイジーサンデー モーニング」
現在15種類リリースされている「レプリカ」フレグランスの中でも人気なのが、洗い立てのシーツの香りと評される「レイジーサンデー モーニング」。メゾン マルジェラの香水といえばこの香り、というほど代表的な香りとして知られるようになりました。
「レイジーサンデー モーニング」という名前からイメージするのは、日曜日の朝に洗い立てのシーツにくるまってゆっくりと過ごす風景。
ラベルにも『テーマとなった場所は2003年のイタリア フローレンス（フィレンツェ）、香りのモチーフはなめらかな肌・ベッドのリネン』と表記されており、フローラルムスキーの香りです。
公式サイトにもこう記されています。
レプリカレイジーサンデーモーニングオードトワレ | Maison Margiela
イタリア、フローレンスの清々しく晴れた日曜日の朝、洗い立てのやわらかいリネンのシーツに包まれて過ごす心地良い時間をイメージしたレプリカ オードトワレ レイジーサンデー モーニング。爽やかで清潔感のある心を落ち着かせる香りがやさしく肌を包み込みます。スズランとホワイトムスクによって再現されたフレッシュなシーツを想起させるフローラルムスクの香りと窓から注ぎ込む温かい太陽の光を表現するアイリスとアンブレットシードの香りをお楽しみいただけます。
トップノートは ペアー アコード、リリー オブ ザ バレー アコード、アルデヒド。
ミドルノートはアイリス アコード、ローズ アブソリュート、オレンジフラワー アコード。
ベースノートはインドネシアン パチュリオイル、アンブレット シード アブソリュート、ホワイトムスク。
メゾン マルジェラ Maison Margiela レプリカレイジーサンデーモーニング
マルジェラのレプリカレイジーサンデーモーニング【使ってみました】
LULU編集部員の私がレプリカレイジーサンデーモーニングを使ってみました。今回ゲットしたのは、7mlのミニサイズ。ミニなのでラベル部分がやや簡素化されているんですが、それでもマルジェラらしいスタイリッシュなパッケージは損なわれていません。
箱の上部には、しっかりエンボスのカレンダータグ⭐️ 「３」はフレグランスのコレクションの印です。
フランス製。
ご覧の通りのミニサイズです。
レプリカレイジーサンデーモーニングは、フレッシュリネンの香り
レプリカレイジーサンデーモーニングの香りは、海外の柔軟剤などが好きな方ならきっと覚えのある匂い。最初はアルデヒドによる、クラシカルなせっけんやフレッシュリネンの香りがふわっと漂います。
そして次第にフローラルな香りが感じられるようになります。ミドルノートのアイリスやローズ アブソリュート、オレンジフラワー アコード（ネロリ）が香ります。
そして最後には、フローラルな中にも甘さのある香りに変化していきます。ウッディでスムースなインドネシアン パチュリオイル、植物性ムスクと呼ばれるアンブレット シード アブソリュート、甘さと清潔感をもたらすパウダリーなホワイトムスクが感じられると思います。
第一印象は「確かに柔軟剤の香り！」と思うのですが、だんだんとスッキリしたフローラルに、そしてその奥から甘さが出てくるのです。
まさにその名前の通り、スッキリしたい朝につけたい、フレッシュな香りでした♪
メゾン マルジェラ Maison Margiela レプリカオードトワレレイジーサンデーモーニング
▼動画でも紹介しています。
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公開日 2023年11月10日 最終更新日 2023年11月10日
フリーのライター、ネイルアーティスト。40代 / 混合肌 / ブルベ夏 / 毛量多め・髪太め・くせ毛・ブリーチ＆カラーのダメージ毛。ネイリスト技能検定1級 / JNAジェルネイル技能検定上級 / ネイリストのための色彩学 / 色彩検定UC級 / JNAフットケア理論検定 / ネイルサロン衛生管理士 /
