2022年5月17日 フレグランス

フランスの隠れ家的香水ブランド レミニッセンス パチョリオードトワレ

               

公開日 2022年5月17日 最終更新日 2022年5月17日

フランスの隠れ家的なフレグランスブランド「レミニッセンス(REMINISCENCE)」。日本にはあまり入荷されないので「幻の香り」なんて呼ぶ人もいる一品です。

ほかのブランドにはない個性的な香りが特徴のブランドで、中でも1970年のブランド立ち上げ当初にリリースされた「パチョリオードトワレ」は、独特の香りがユーザーの心をガッチリと掴んでいるレミニッセンスの定番アイテムです。

今回は、この「パチョリオードトワレ」を詳しくご紹介します。

レミニッセンス REMINISCENCE パチョリオードトワレ
https://www.ibeautystore.com/products/1004789

レミニッセンスの パチョリオードトワレとは

 

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1970年の精神を体現するオリエンタルな香り

1970年に発売されたパチョリオードトワレは、この時代の精神を体現するオリエンタル ウッディな香り。

ブランドはそのイメージを「東洋の味わい、性的自由の喜び、遠い国の呼びかけ、インドの夢、ある種のボヘミア、カラフルな生地、スパイス、«バザール»のエスプリ」と表しています。

木のぬくもりや大地をイメージ

パチョリオードトワレを形成しているのは以下の香りです。

トップノート:バージニア産シダー、ジャワ島産パチュリ
ミドルノート:ハイチ産ベチバー、オーストラリア産サンタル
ラストノート:インセンス、バニラ、ホワイトムスク、トンカビーン

シダーは木の温かみを感じさせ、パチュリは大地をイメージさせます。また、ベチバーは暗く、湿り気と少しの焦げ感、ウッディーでアーシーな香り。そして甘みのあるウッディーでエキゾチックな香りサンタル(白檀)が香り、最後に上品で甘い香りのバニラ、甘く温かみのある香りのホワイトムスク、パウダリーな甘さのトンカビーンが表れます。

レミニッセンス パチョリオードトワレ【使ってみました】

LULU編集部員の私が、レミニッセンス パチョリオードトワレをつけてみました。

無駄のないスタイリッシュな四角いボトルですが…

横からみると、カーブを描いた凝った形になっていることがわかります。

お香のような墨汁のような香り

日本で女性に人気のフレグランスというと、フローラルやフルーティー、パウダリーな香りが多いんですが、このパチョリオードトワレはそれとは一線を画したファーストインプレッション!

お香のような、墨汁のような、しっとりと落ち着く香りが最初にグッときます。

その後、ウッディな香りが感じられ、その奥から上品な甘い香りが出てくるような感じがしました。

オールブラックのファッションにぴったり合いそうな、オリエンタルで上品な香り。着物のときにも似合う香りだと感じました。

また、「お香のかおりは好きだけど、平安時代でもあるまいし洋服に香を焚き染めるのは…」と思っている方にも、ぜひこのレミニッセンスパチョリオードトワレを使ってみていただきたいです!

お香の雰囲気を纏いつつ、最後にはそれだけでない甘さも感じられるレミニッセンス パチョリオードトワレ。しっとりした大地を感じさせるので、梅雨の季節を彩る香りとしてもいいかもしれません。

▼動画でもご紹介しています。

レミニッセンス REMINISCENCE パチョリオードトワレ
https://www.ibeautystore.com/products/1004789

レミニッセンス( REMINISCENCE )とは

 

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1970年にゾエ・コステ&ニーノ・アマデオ夫妻によって、フランスのジュアン・レ・パンに立ち上げられた香水ショップが前身の「レミニッセンス」。

デビュー作の「パチョリ」、「アンバー」、「ムスク」が話題となり、1980年に今のブランドを設立しました。

創立当初から隠れ家的なブランドで、現在も「知る人ぞ知る」通好みな存在です。

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