公開日 2017年3月13日 最終更新日 2021年9月25日
毎日つらいですね…花粉。この時期になると憂鬱という方も多いのでは?
マスクの下はスッピンで楽ですが、手抜きに見えるし気分もどんよりしてしまいますよね。今回は花粉のシーズンでもキレイを保ちつつ、快適に過ごせるメイクテクニックをご紹介します!
メイクで花粉から身を守ろう
花粉症はアレルギーのもとである「花粉」と「皮膚」が接触することで現れます。症状を穏和するためには、きちんとしたベースメイクで花粉との接触を防ぐことがポイントです。
ただ、肌が過敏な花粉シーズンには、いつものメイクが刺激になってしまうことも。そんなときのために、肌荒れしにくいメイクアイテムの選び方を覚えておきましょう。
肌にやさしいメイクアイテムを選ぶ
かゆみ・ヒリヒリなどの症状が出ているとき、肌は目には見えない炎症を起こしている可能性があります。スキンケア用品はもちろん、メイク用品も肌に刺激の少ないものを選ぶことが大切です。
また、花粉シーズンは肌のバリア機能が不安定になり、角質層の水分も減少しています。保湿力の優れたアイテムを使い、水分を保持するようなメイクを心がけましょう。
BBクリームがおすすめ!
かゆみや涙などの症状が出ている場合、パウダリーファンデーションの粒子が目や鼻を刺激してしまう可能性があります。
ファンデーションは粉飛びしないリキッドタイプがおすすめ。油分が多すぎると花粉が付着しやすくなるので、マットに仕上がるものを選ぶとよいでしょう。
普通のリキッドよりも薄付きで、サラッと仕上がるBBクリームなら重ねてもヨレにくいのでメイク直しにも使いやすいです。
花粉シーズンでも崩れにくいメイク方法
どうしてもメイクが崩れやすくなってしまう花粉シーズン。(鼻水は出るし涙は出るし…)。アイテムの選び方やメイクを持ちをよくする方法をご紹介します。
「ベースメイク」はナチュラルに!
肌のバリア機能が不安定になると、乾燥しやすくなってしまいます。化粧下地・ファンデーションは保湿力の高いものを選びましょう。
紫外線による乾燥・刺激を防ぐため、UV機能がついたものを選ぶことも大切です。
鼻のかみすぎで赤みが気になるときは、カラーコントロール機能のある下地を使えば大丈夫。下地を塗り、ファンデーションを上に重ねれば赤みが目立たなくなりますよ。
花粉シーズンは肌が刺激に弱くなっているので、こすらないようにすることがポイント。スポンジの摩擦が気になるときは、指を使ってやさしく馴染ませるように塗りましょう。
ベースメイクは、全体的にナチュラルに仕上げることを心がけます。ファンデーションは目の下の三角ゾーンにトントンと軽くたたき込むように塗り、目の周りは押さえるようにやさしく馴染ませましょう。
その他の部分はかるく滑らせるようにするだけでOKです。
特に小鼻周りは鼻をかんだあとが目立たないよう、薄付きに仕上げましょう。コットンに乳液をふくませたものを持ち歩くと、保湿やメイク直しに使えて便利です。
顔の印象を左右する「眉毛」
地味な印象を与えてしまうマスクですが、眉毛をしっかり描くことでイメージアップをはかれます。
アイブロウペンシルで眉毛全体の形を整えた後、パウダーでふんわり仕上げればOK。眉に立体感がでて化粧持ちもよくなります。
眼鏡をかける場合は、フレームの形に合わせて眉毛をかくのがおすすめです。フレームがあるの場合は淡く、フレームなしの場合は濃い目にかくと、バランスよく仕上がります。
「アイライン」は太めに描こう
アイラインはアイシャドウの前に引くのがお約束。目の際はさけつつ、ペンシルタイプで太めに描いていきましょう。太めに描くことでラインが歪んでも目立たないし、涙でにじんでも気になりません。
「涙でパンダ目になってしまう!」という人は下のアイラインは薄く描くこと。まつ毛の生え際に点々で描くようにすると自然に見え、にじんでも目立たなくなって一石二鳥です。
「アイシャドウ」はクリームタイプを選ぶ
アイシャドウは保湿力の高いクリームタイプがおすすめです。粉飛びもなく、密着感があるのでメイクの持ちもよくなります。
涙でアイラインが塗れないときは、アイシャドウの濃い色をアイライン代わりに使う裏技も。まぶたに向かって陰影をつけるように塗れば、印象的でぱっちりとした目元になります。
摩擦をさけるため、マスカラ・つけまつげの使用は避けましょう。
荒れやすい「唇」は保湿重視で仕上げる!
唇は角質層が薄く、荒れやすい部分です。花粉などの刺激も受けやすいので、リップクリームでメイク前にしっかり保湿・保護してあげましょう。
グロスや艶が出るタイプの口紅は、マスクにくっついてべたべたになってしまいます。花粉症のときはクレヨン型やペンシルタイプの口紅がおすすめです。
ペンシルで輪郭を描いた後、そのまま内側も塗って仕上げればOK!しっかり保湿した後なら乾燥も気になりません。
肌荒れがひどいときはメイクをお休みしよう
花粉シーズンは、いつものスキンケアやメイクも肌に重い刺激になってしまうことも。メイクの際も、肌への刺激は極力少なくするように心がけ、アイテム選びも慎重に行いましょう。
あまりに症状がひどいときは、メイクをお休みするという選択もあります。無理をせず、肌の状況に合わせてメイクを楽しんでくださいね!
LULUのライターとして2016年の立ち上げから参加。海外コスメ大好きなコスメマニア。ブルベ夏で乾燥肌と戦う日々。もういっそハワイに住みたい。