彼も褒めてくれる♡定番デートネイル&美しい爪を作るセルフケア

               

公開日 2020年3月14日 最終更新日 2022年9月5日

デートの時には、髪型やメイク、そしてお洋服など、何にしようか迷いますよね♡

もし彼とリングを見に行ったりするなら、指先は絶対に目に入るパーツですから、彼の印象をよくするネイルケアも必須です。

今回は、ネイリストの資格を持つLULU編集部員の私(40代・女性)が、デートで彼に褒められるネイルをご紹介します。

普段ネイルをしない方、仕事でネイルができない方にも、指先を美しく見せるポイントがあるんです。ぜひ参考にしてくださいね。

男性は女性のネイルに興味がない!?

2009年に行われた『ネイルのおしゃれ』に関するアンケートによると、男性に「女性のネイルを意識的に見て(チェックして)いるか」という問いに「あまり意識して見ていない」と答えた男性は47.6%、「全く意識して見ていない/興味がない」と答えた男性は29.9%という結果に。

『意識して見ていない』人が8割近くを占めています。

(*2009年4月実施のネイルに関するアンケート、ネットリサーチDIMSDRIVEのモニター10,667人から回答。調査情報提供:インターワイヤード http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/)

今では男性もネイルケアのためにサロンに行く時代

しかしそれは10年以上前のお話。今は男性もネイルケアのためにネイルサロンに通う時代! ひと昔前と違い、むしろ女性のほうが男性の爪に清潔感を求めるようになりました。

デートにおすすめのネイルデザイン

男性のネイルへの関心は高まりつつあるとはいえ、それはあくまで爪のコンディションを整えて清潔にする「ネイルケア」の話。

デザインネイルに対する男性の意識はまだまだ保守的。自然に見える「オフィスネイル」なんてものが存在するように、派手なものやダークカラー、極端に長いネイルは敬遠されがちです。

そんな時はまず、シンプルで指先が美しく見える定番デザインでいってみましょう。

特に大ぶりの指輪をつける方なら、シンプルなネイルのほうが指輪を邪魔しないと思います。

どのネイルサロンに行っても、必ずメニューにあるのが「ワンカラー」「グラデーション」「フレンチ」の3デザイン。定番中の定番です。


(親指から、ラメワンカラー、フレンチ、グラデーション、マットワンカラー+フラワーアート、ラメワンカラー/いずれもジェルネイル)

ワンカラーネイル

「ワンカラーネイル」はその名の通り、1色のネイルカラーをベタ塗りするデザイン。セルフネイルでも塗りやすい上に、小さめのお爪でも綺麗に見えます。

ただし、パステル系のマットカラーは可愛いんですが、ムラにならないように綺麗に塗るのがとても難しい

また、目立たなそうなベージュカラーも、微妙なニュアンスで肌の色に合う合わないがハッキリ分かれてしまうので、色選びに自信がない方は避けたほうがいいでしょう。

セルフネイルで失敗しないカラーは、クリア系またはシアー系のピンクです。自爪がうっすら透けるので肌の色に合わせやすく、また派手になり過ぎず、ムラが出にくく、綺麗で清潔感のあるネイルに仕上がります。


(写真はジェルネイル/薬指はストーンアート)

▼偏光パールで美しく輝くシアーピンク。貝パールのような輝きです。

▼パールの入ったオレンジ寄りのピンク。ボトルカラーよりうっすらとしたピンクに発色します。

▼ベージュの中でも比較的肌馴染みのいい、合わせやすいカラー

シアーカラーに細かいラメが入ったものもオススメ。塗りムラが目立ちません。


(写真はジェルネイル)

また、ワンカラーの先端の色がはげてきたら、先端にだけラメカラーを乗せて隠してしまうのもオススメ。全部塗り直す時間がない時も、これなら簡単にカバーできます。

グラデーションネイル

グラデーションネイルは、爪の根本はクリア、先端に向けて色を濃くグラデーションにしていくデザインです。根本がクリアなため、爪が伸びてきてもデザインが保てるのがいいところ。

セルフで塗るなら、大きめのラメが入ったクリアカラーがベースのマニキュアを使うと、失敗しづらくなります。


(写真はスカルプチュア/中指は変形フレンチネイル)

マットカラーのマニキュアや、ジェルでグラデーションを作るのは難しいので、ネイルサロンに行くのがオススメです。

フレンチネイル

フレンチネイルは、爪先の白い部分を強調するようなデザイン。海外セレブやマダムに好まれるネイルです。

私も、いろんなネイルをしていても結局フレンチに戻ってきてしまうほどフレンチネイルが好き。永遠の定番、どんなファッションにも合うデザインです。

先端のカラーは基本はホワイトですが、カラーで作る「カラーフレンチ」、ラメで作る「ラメフレンチ」などもあります。

美しく見える条件は、フレンチの幅やカーブが全部の指で揃っていること。これも自分で塗るのは難しいので(利き手を塗る時はさらに難しい……!)、ネイルサロンに行くのをオススメします。

個人的には、フレンチの仕上がりを見ればそのネイリストの技術力がわかると思います。

深爪さんや短いお爪にはあまりオススメできません。爪のピンクの部分が長い人に映えるデザインです。

爪の正しいお手入れ方法

爪の切りすぎはキケン!?

ネイルをする前に、一度自分の爪をじっくり見てみてください。

深爪しすぎていませんか?

よく「爪先の白いところが出てくると不衛生な感じなのでギリギリまで切る」という方いますが、実は度を過ぎた深爪はとってもキケン。

もともと爪は、指先の強度を支えるための部位。指先には骨がないので、指で物をつまめるのは硬い爪のおかげ。爪には、とても大事な役割があるんです。

爪は、爪の根本と両サイド、そして指先の4点で、指にくっついています。爪の大部分を占めるピンクの部分は、ざっくり言うと「のっかっているだけ」なんですね。

爪先の白い部分の裏側を見ると、薄皮のような皮膚がへばりついているのがわかります。これが、爪を指にくっつけている4点のうちの1点。深爪さんは、知らないうちにこの薄皮を爪と一緒に切ってしまっている可能性があります。

するとどうなるか…爪と皮膚の間に菌が入ったり、爪が剥がれるリスクが高まるんです。また、深爪を続けると、どんどんピンクの部分が短くなってしまうことも。

ですから、健康で美しい爪のためには、白い部分を少し残した長さで切ってあげるのが正解です。

爪は健康のバロメーター、クリームやオイルでしっかりケアを

爪の周りの皮膚がカサカサしていませんか? ささくれていませんか?

爪の表面がデコボコしていませんか?

爪が割れて困ってませんか?

ハンドクリームはポンプタイプで塗る習慣を

残念ながら、すでに生えている爪を根本から変えることはできません。健康で美しい爪を目指すなら、これから元気な爪が生えてくるように十分なケアしてあげましょう。

まず、指先と爪の根本をしっかりと保湿をしてみてください。

お顔は、洗顔後すぐに化粧水や保湿クリームでケアしますよね。でも指先は、1日に何度も水で洗われてそのまま放置されている方も多いのでは? 手を洗ったあとにハンドクリームやネイルオイルをつけるだけで、コンディションがどんどん変わるはずです。

つい塗るのを忘れてしまうという方には、洗面所やキッチン、仕事場のデスクなど、普段よく使う場所にポンプ型のハンドクリームを置いておくのがオススメ。個人的に、チューブタイプよりポンプタイプのほうがめんどくさがらずに塗る習慣がつくと思います! 目についた時に、少しでいいのでつけてあげるようにしましょう。

▼ボディケアアイテムで大人気のSABONにも、ハンドクリームがあります♡

▼香りのファンも多い、イソップのハンドバーム。

ネイルオイルは小さなものを持ち歩き♪

ハンドクリームのペタペタした感じが苦手な方は、ネイルオイルを爪の周囲にぐるっとつけるだけでも違います。

ネイルオイルは、ペンタイプのものやスティックタイプのものが出ていますので、デスクのペン立てやメイクポーチ、ペンケースなどに入れておき、目に入ったら塗るように習慣づけておくといいですよ。(私は会議中にペンを持つフリしてささっと塗ることも…(笑))

爪はあなたの体調を表すパーツのひとつ。爪の色や表面の凹凸、爪の形などに違和感があったら、専門のお医者さんに相談することをオススメします。

余裕があれば甘皮ケアを

爪の根本の薄い皮膚が「甘皮」。爪にへばりつくように甘皮が伸びていると、ネイルの仕上がりも美しくありません。

▼甘皮処理なし(デザインフレンチ)

▼甘皮処理あり(グラデーション)

上の2枚の写真はどちらも同じ方の爪ですが、甘皮を処理するかしないかで、ネイルの仕上がりが格段に違って見えます。爪も長く見えますよね♡

ドラッグストアなどで甘皮をセルフケアするためのツールも売られていますが、爪の根本は出血しやすいデリケートな部分。間違った方法で傷つけると、正常な爪が生えてこなくなることも考えられます。甘皮をカットしたい時は、プロにまかせたほうが安心です。

まとめ

  • デートネイルの第一歩は指先のケアから。とにかく保湿!
  • セルフネイルは、失敗なしのクリアやシアーなピンク系カラーで
  • 定期的にネイルサロンに通うなら、爪が伸びても気にならないグラデーションネイルやフレンチネイルがオススメ

男性も女性も、指先が丁寧にケアされていると印象がよくなります。あなたもいつもよりほんのちょっとだけ、爪に時間をかけてみませんか。