公開日 2024年9月21日 最終更新日 2024年9月22日
DIORの名香フレグランス「ミス ディオール」
クリスチャン・ディオールが1947年に初めて作った香水「ミス ディオール」。ディオールメゾの誕生と共に発表されたその香りには、女性たちの自由と幸せを願い、笑顔になってほしいとの思いが込められています。
この香水を生み出すきっかけとなったのがクリスチャン・ディオールの最愛の妹カトリーヌ。 愛とエネルギーに満ちた人生を歩むことを選んだ彼女からインスピレーションを受けたそうです。彼女の持つ弾けるようなエネルギーと陽気さ、そして自由への愛が表現されています。
「ミス ディオール」のパフュームは、色彩豊かな花びらに囲まれた香り豊かなフローラルブーケ。花々という自然からの貴重なギフトがギュッと詰められ、いつの時代も香りと共に幸せを約束し続けます。
また「ミス ディオール」は、常にその時代のスピリットを受け入れ、進化しつづけてきました。現在ではオードトワレ、オードパルファン、ブルーミングブーケ、ローズ&ローズなど、数々の種類を展開しています。
そして2024年5月、ディオール パフュームのクリエイション ディレクター、フランシス・クルジャンは、誕生当時のモダンなタッチを加えた新しい現代のミス ディオールを創作しました。
今回はこの5月に発売されたばかりの「ミス ディオール」の新作「ミス ディオール パルファン」をご紹介いたします。
大胆さかつエレガンスなミス ディオールの新作
DIOR (ディオール) 「ミス ディオール パルファン」の特徴
DIOR (ディオール) 「ミス ディオール パルファン」はDIORを代表するフレグランスの最新作です。
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クリスチャン・ディオールが愛したジャスミン、そしてワイルド ストロベリーのようにフルーティーでモダンな魅力、これが新しいミス ディオールの 「ミス ディオール パルファン」です。みずみずしく弾けるマンダリンと、繊細なウッディ アンバーとのコントラストも際立ち、いくつもの美しいノートが重ねられている現代のシプレーを象徴するかのような香りに仕上がりました。
ディオール パフュームのクリエイション ディレクター、フランシス・クルジャンは、ミス ディオールが誕生した1947年の抽出方法特有のジャスミンの香りを表現したいと考えました。そして用意したのが特別な方法で抽出された、ストロベリー、ピーチ、アプリコットなどを思わせる、フルーティーでグルマンなジャスミン。新しいミス ディオールは、この特別なジャスミンのフルーティーで濃密な香りを中心に香りが構成されています。
また、ミス ディオールの象徴的なシルエットのボトルにもオリジナルのクチュール アイデンティティが力強く映し出されています。「スーツのようにカッティングされた」スマートなライン。ボトルの底と側面にはアイコニックな千鳥格子模様が彫刻され、首元には象徴的な「ダガー ボウ」が結ばれています。
このボトルのネック部分に結ばれているリボンは、フランスの老舗リボンメーカー、フォール社のアトリエで織られたジャカード織のリボン。しかも、新たにラメの銀糸で織られたシルバー地を採用しました。洗練されたクチュール シックなスタイルを際立たせます。
香調
- 弾けるマンダリン
- スターのように輝くジャスミン
- ウッディ アンバー
DIOR (ディオール) 「ミス ディオール パルファン」新作香りレビュー
使い方
DIOR (ディオール) 「ミス ディオール パルファン」は以下のような使用方法が推奨されています。
- 首や腕など脈打つポイントにスプレーします。
脈打つポイントは「パルスポイント」と言われ、体温が高くなりやすいので効果的に香りが広がる部分を言います。耳の後ろ、手首、足首、足の甲、こめかみなどがポイントです。香りが強いフレグランスの場合、香りは下から上に立ち上るため、足首など下の方につけるとほのかに上品な香りを楽しむことができるでしょう。
ほのかにスパイシーさも感じるオトナ女性のミスディオール
DIOR (ディオール) 「ミス ディオール パルファン」の使用感を動画にまとめたのでご覧ください。
こちらが外箱。側面には千鳥格子の立体加工、正面の枠にもリボンのような箔押し加工がしてあります。一見シンプルですが手が込んでいて箱だけでも飾っておきたい可愛さ。
ガラス製の可愛らしいけれど重厚なボトルです。ジャカード織のシルバーのリボンがキュートさに加え高級感まで醸し出します。側面と底面に千鳥格子の立体加工がされています。この千鳥格子、同じミスディオールでも香りが違うと場所が違ったりするんですよね。繊細なこだわりを感じます
注ぎ口はスプレータイプです。ボトルに固定されていて簡単に取り外しのできない作りなので、アドマイザーに詰め替える時はちょっと面倒かも。ヘッド部分は取ることができるので、直接お尻から入れられるタイプのアドマイザーだといいですね。
シュッとひと吹き。最初はマンダリンオレンジのフルーティーな香りを強く感じます。フレッシュでクセのない爽やかな甘さです。
少し時間を置くと、フレッシュさが影をひそめ甘い花の香りが立つようになります。果実と花の可愛らしさの中にふと濃厚さを感じますが、これはジャスミン独特のアニマリックさでしょう。
ラストノートになると、今までひっそりと大人しくしていたウッディさが前面に出てきます。マンダリンは?と思うほど、香りの表情が変わりますね。ジャスミンのアニマリックとアンバーのアニマリックが前面に出てくるので、スパイシーさすら感じられます。一気にフィニッシュに向けてオトナの雰囲気を出してくるミスディオール、恐ろしい子です。このアニマリックさを感じる甘さがクラシックなミスディオールっぽさを演出しているのでしょうか。どこか懐かしい昔ながらの香水を思わせます。
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DIOR (ディオール) 「ミス ディオール パルファン」はフレッシュなフルーティーなパフュームからスパイシーなウッディへと変化していく香りが楽しめる流石ディオール!な一品でした。
新作フレグランス、是非お試しください。
乾燥肌と薄い唇が悩みなミドフォーライター&放送作家。プチプラコスメからデパコスまで幅広く愛用しています。現在運命のファンデーションを探し中。乾燥肌/イエベブルベ混合/猫毛/