2020年1月31日 メークアップ

初心者でも簡単 30代の上品ナチュラルメイク法【年代別お悩み解消メイク】

               

公開日 2020年1月31日 最終更新日 2023年5月18日

年齢を重ねると、顔の悩みも変わってくるもの。それに伴い、似合うメイクも変わってきます。

20代の頃は「可愛く見せたい」「目を大きくしたい」「盛りたい」と思ってメイクしていた方も、30代になって「シミが気になる」「小じわが目立ってきた」「肌がなんだかくすむ」「ハリ感がない」など、メイクでなんとかしたい部分が増えてきたのでは。

また、30代は結婚や出産、仕事での立場の変化など、生活スタイルも大きく変わることが多い世代。「落ち着いた大人っぽいメイクに変えたい」「時短メイクにしたい」など、メイクに対する姿勢も変わってきますよね。

「今さらナチュラルメイクなんて、どこをナチュラルにしたらいいのかわからない」「ナチュラルメイクに挑戦したら、なんだか顔色が悪いだけになってしまった」なんて方も多いのでは? まさに私もそれ、ナチュラルメイク迷子でした。

でも気づいたんです、ナチュラルメイクは「ナチュラルに見えるメイク」であって、決してメイクをしないことではないと…(笑)。

30代に似合うナチュラルメイクのポイント、あるんです。

というわけで今回は、ナチュラルメイク初心者さんでもできる、30代の上品でナチュラルなメイクのポイントを紹介します。

30代ナチュラルメイクのコツは「引き算」

30代にふさわしいナチュラルメイクにするには、まず20代メイクの常識を捨ててください(笑)。

下記に当てはまる項目はありませんか?

  • ベースメイクの厚塗り
  • キラキラのアイシャドウに、モリモリまつげ
  • 濃いめのピンク系チーク

30代のナチュラルメイクのポイントは、抜け感(引き算)! これまで全部が盛り盛りだったところを、すっと引いてみる。これが、ナチュラルに見せるコツなんです。

ベースメイクは「お悩み隠し」がポイント

「ベースの美しさは七難隠す」大人のメイクはベースが命です。

若い頃のように塗って塗って塗りまくるベースメイクはもうおしまい。厚塗りするとかえって老けて見えたり、化粧崩れしやすくなります。

全体は薄く、気になる肌悩み部分だけしっかりカバーする、この法則でベースを作っていきましょう。

まずはカラーコントロールベースで肌色を均等に

ファンデーションを塗る前に、べースの顔色を均等に整えるカラーコントロールベースを使いましょう。

しっかりと保湿・紫外線対策をした肌に、カラーコントロールベースを薄く伸ばします。

カラーは、くすみが気になるときはパープル系、肌が疲れて見える・血色感がほしいときはピンク系を選びましょう。

5色以上のカラバリで肌悩みをカバーする下地「クラランス ラディアント コントロール カラー」

00 ユニバーサルライト:どんな肌色にも溶け込み、クリアなツヤと輝きを与えます。肌のくすみが気になる方に。
01 ローズ:肌に血色感を与えます。肌が疲れて見える方に。
02 ピーチ:シミやクマ、ニキビ跡など肌色を補正します。
03 コーラル:ダークスポットと呼ばれる黒っぽいシミなどを目立たなくします。
04 グリーン:赤味の気になる肌に透明感を与えます。
05 ラベンダー:黄味やくすみの気になる肌に明るさを与えます。

クラランス ラディアント コントロール カラー ¥3,990(税込)
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ファンデは薄く、肌悩みはコンシーラーでカバー

ナチュラルに見せるには、適度なツヤが出せるリキッド ファンデーションを使いましょう。肌トラブルのない部分はファンデを薄く、気になる部分はコンシーラーできちんとカバーしてあげると、ナチュラルで美しい肌に見せることができます。

リキッドファンデは、おでこの中心、頬、鼻のつけ根、あごに少しずつ乗せ、指やスポンジで顔の中心からフェイスラインへ薄くのばしていきます。皮脂の多いTゾーンは、指やスポンジに残ったファンデで伸ばすくらいでちょうど。

これを使えば間違いなし、大人向けリキッドファンデ

薄付きでカバー力もある、大人向けのリキッドファンデといえば、この2つが人気です。

まずは「ローラメルシエ フローレス フュージョン ウルトラ ロングウェア ファンデーション」。

ローラ メルシエ フローレス フュージョン ウルトラ ロングウェア ファンデーション

ローラメルシエ フローレス フュージョン ウルトラ ロングウェア ファンデーション
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LULU編集部でも「ローラメルシエのファンデーション使用感レビュー カバー力と素肌感がすごい!」と話題になったアイテムです。

 

そして「エスティローダーダブルウェア ステイインプレイス メークアップ」。

こちらはLULU編集部員の私(40代・女性・混合肌/ブルベ夏)も使っていますが、とにかく薄く伸びてピタッと密着。この使い心地は感動ものです!

コンシーラーの上手な使い方

上記でご紹介したファンデもかなり肌トラブルを隠してくれますが、薄付きでは濃いシミなどはやはりカバーしきれない。

そんなときは、コンシーラーを上手に使ってくださいね。

コンシーラーは…

  • 保湿効果のあるものを選ぶ
  • 気になる部分に少量つけ、指先で上からトントンと軽くタッチしてなじませる
  • 濃いシミには、シミより広めにコンシーラーを塗り、塗ったところの真ん中は触らずに境目を指先でなじませるようにする
  • まぶたの落ちくぼみが気になる人は、まぶたにもコンシーラーを
  • クマやシミだけでなく、小鼻の周り、口元のくすみなどもしっかりカバーしておく

と、美しい肌に仕上がります。

ローラメルシエ フローレス フュージョン ウルトラ ロングウェア コンシーラー ¥3,760
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ローラメルシエのコンシーラーはクマを隠して素肌のような仕上がりに

パウダーは薄く丁寧に

ファンデとコンシーラーで肌の色味を整えたら、仕上げにフェイスパウダーを。大きなフェイスブラシにパウダーを含ませて、フワッと顔全体をなでるようにつけるのがポイント。肌のツヤ感を出したいところは、薄くつけるだけでOKです。

よく「アイシャドウやアイラインが目の下についてパンダ目になる」という方は、小さめのブラシやパフの角などを使って、目元にしっかりとパウダーをつけましょう。ここに油分が残っていると、目元のメイクが崩れてパンダ目になってしまいます。

ローラ メルシエのフェイスパウダーは自然な美肌になれるロングセラー

ナチュラルに見せるアイメイク

ナチュラルメイクの要は、アイメイクにあると言ってもいいでしょう。20代のメイクと一番違う部分です。

30代のアイシャドウのつけ方

アイシャドウの色味は、肌なじみのいいブラウン系がGOOD。といっても毎日同じでは飽きてしまうので、季節感やトレンドを取り入れるなら「くすみカラー」のパレットを選びましょう。

アイシャドウをシックな色味にすることで、チークやリップのカラーが生きてきます。

アイシャドウのつけ方は

  1. 上まぶた全体にハイライトカラー
  2. アイホールに薄いベージュやライトブラウン
  3. 目のきわにダークブラウンなどの締め色を
  4. 最後にそれぞれのカラーの境目をブラシなどでぼかしてグラデーションに

というステップでやってみてくださいね。

LULU編集部セレクトのアイシャドウは、ゲランの「パレットサンククルール」。パレットの左にセットされているカラーから順番に重ねるだけで簡単にグラデが作れます。上品でエレガントな目元になりますよ。

捨て色なし!ゲランの使えるアイシャドウ「パレット サンク クルール」

30代のアイラインの引き方

太くて強めのアイラインは、ナチュラルメイクにはNG。

30代のナチュラルメイクは、アイラインを「引き算」してあげることがポイントです。

まつげの生え際の隙間を埋めるようにアイラインを入れるくらいがちょうどいい分量。リキッドタイプのアイライナーで、まつげの間をちょんちょんと少しずつ埋めていきましょう

目尻はあまり跳ね上げすぎないように気をつけて♪ 目の角度にそって、自然に流しましょう。

アイラインを細く引くのが苦手という方は、アイライナーの色味をブラウン系などに変えてみましょう。優しい目元になりますよ。

ジェーン・アイルデール リキッドアイライナー
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ジェーン・アイルデールのリキッドアイライナーは奥二重でもにじまず描きやすい!

30代のマスカラの塗り方

ナチュラルメイクのまつげには、カールも毛束も自然な華やかさが欲しいですね。つけまつげやまつげエクステでは、目元のナチュラルメイクにはちょっとオーバーな印象になってしまうので、自まつげにマスカラで目元を仕上げましょう。

まずはビューラーでまつげを丁寧にカールさせておきます。マスカラはまつげの根本に軽く押し当てて2秒ほどそのままストップ。それからゆっくりと毛先に向かって、まつげを持ち上げるようにして塗ります。

1度塗りで物足りない場合は、もう一度ゆっくりとまつげを持ち上げるように塗りましょう。このときに、マスカラのブラシを左右に揺らすとダマになりやすいので注意してくださいね。

ビューラーがうまく使えない方は、熱の力でまつげを優しくカールするホットビューラーを試してみて。

LULU編集部セレクトのマスカラは「クラランス ワンダーパーフェクトマスカラ4D」。直毛まつげの私ですが、このマスカラを使うとビューラーなしでくるんとまつげがカールしてくれました。泣いても目薬をさしてもにじまず綺麗。それでいてメイクオフの時には簡単に落とせるマスカラです。

クラランス「ワンダーパーフェクトマスカラ4D」長さ・ボリューム・カール・発色すべて良し!

30代のまゆげは「ナチュラルで太め」

ナチュラルメイクに合うまゆげは、やっぱり自然な太めのまゆ。

もともとまゆげがきちんと生えている方は、自まゆの足りない部分を描き足して仕上げればいいのですが、アラサー、アラフォー世代の中には「若い頃にまゆげを抜いていたから、まゆげがほとんど生えてない」という方もいるのでは。

私もそれ、太まゆブームの到来に困った一人です。

まゆげがない人が、太まゆを描く方法

そんな私が、試行錯誤の末にこれがベストだと思う「まゆげがない人が、太まゆを描く方法」をご紹介します。

使うアイテムは4点。

リキッドアイブロウ、パウダーアイブロウ、アイブロウマスカラ、アイブロウコートです。

リキッドで形を作る

生えているまゆげを生かし、理想の太まゆをリキッドアイブロウで形どっていきます。この時、眉頭の毛の生えている部分は触らずに、まゆげがない部分だけ描くようにしましょう。リキッドが苦手な方は、アイブロウペンシルでもOKです。

パウダーアイブロウで質感をプラス

リキッドでまゆげの形を作ったら、パウダーアイブロウでまゆげの形を軽くなぞるようにしてふわっとした質感をプラスします。この時、眉頭にのせるパウダーは少しだけにしましょう。

アイブロウマスカラで眉頭を整える

いよいよ眉頭です。アイブロウマスカラを使って、眉頭の毛を軽くとかすようにして形を整えます。

これで、ふんわりした太まゆができると思います。

仕上げにアイブロウコート

自まゆがないと、どうしてもまゆげに髪の毛が触れたりして知らないうちに擦れ、「気づけばまゆげがない」という状態に陥りがちです。

そんな悲しみを避けるためにも、まゆメイクの仕上げにはクリアなアイブロウコートをつけましょう。

500円ほどのプチプラ化粧品でもたくさん出ていますので、お好きなものを選べばOK。

多くはマニキュアのようなハケでつけるタイプですが、ハケについたコート液はボトルの口でしごいてから、地肌につかないよう、まゆげの表面だけ軽くなでるようにつけるのがポイントです。ハケをまゆげに押し当てると、せっかく描いたまゆげが台無しになってしまうので気をつけてくださいね。

自まゆがしっかりある方は、毛の流れを整えたら、パウダーアイブロウ、アイブロウマスカラで仕上げてください。

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シャネルのアイブロウ「ラ パレット スルスィル ドゥ シャネル」で美人眉に

大人のチークは「高い位置にふんわり」がポイント

濃い色や、甘すぎるカラーのチークは、幼く見えがち。30代の大人のナチュラルメイクでは、ほどよい血色を与えて健康的に明るく見せるチークを心がけましょう。

チークを乗せる場所は頬の高い部分。チークブラシにパウダーをとったら、手の甲でクルクルとなじませ、頬に円を描くようにふんわりと乗せるといいでしょう。

チークを乗せる時は、なるべく自然光の中でどうぞ。薄暗い部屋でメイクをするとついつい濃くなりがち。自然光の中や明るい部屋で、「顔色がいいな」と思えるくらいがベストな濃さです。

ローラメルシエのチーク「ブラッシュカラーインフュージョン」は、大人ナチュラルメイクに使いやすいカラーがそろった逸品です。

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30代のリップ(口紅)は色ツヤ重視!

アイメイクをナチュラルにしたとき、重要になってくるのがリップ。リップはお顔全体をキュッと整え、華やかにしてくれます。

下準備として、ベースメイクを始める前に、縦じわや皮むけ予防にリップクリームを塗っておきましょう。クリームを浸透させている間に、ベースメイクやアイメイクをすませると、リップメイクする頃にちょうど唇が潤っているので時短にもなります。

30代のナチュラルメイクにぴったりなのは、しっかりと発色してくれる、ナチュラルな色味の口紅。

唇自体をきちんとケアしていれば、グロスなしでも十分美しくヘルシーなリップメイクができます。

ベアミネラルの「ジェン ヌード ラディエント リップスティック」は、保湿力もカラーバリエーションも、30代のナチュラルメイクにぴったりなアイテムです。

 

ベアミネラル ジェン ヌード ラディエント リップスティック
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まとめ

30代の大人ナチュラルメイクは…

  • まずはしっかり保湿と紫外線対策
  • ファデーションは薄く、肌悩みはコンシーラーで解決
  • アイメイクは落ち着いた色で控えめに
  • まゆげは自然な太め
  • チークは健康的にふんわりと
  • リップはナチュラルなカラーをしっかりつける

といったことがポイントです。ぜひ試してみてくださいね。