若白髪で悩む人が増加中! 美しい髪色を保つポイント

               

公開日 2016年5月4日 最終更新日 2022年5月30日

shutterstock_92832922最近、若白髪で悩む人が増えています。美容師さんに聞くと、自分で気づかなくても小学生や中学生にも白髪が多くなっているんだそう。どうして白髪が出るのか、そして白髪を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。

髪にメラニン色素が取り込まれず白髪に

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髪の毛は、実はもともと白髪(色がついていない髪)。

髪の毛の色は、毛根部分で髪の毛が作られる段階に色素細胞(メラノサイト)がつくり出したメラニン色素が取り込まれることで決まります。この色素細胞(メラノサイト)の働きがが、弱まったり消失したりして、髪を黒くするメラニン色素がつくれなくなることで、白髪が出ると言われています。

色素細胞の働きが弱まる原因5つ

遺伝

白髪が出る量、時期には個人差がありますが、最もよく言われているのは遺伝。生える場所も親に似るとされています。ただ、どの程度遺伝が関係しているのか、詳しくはまだわかっていません。

加齢

単純に、年齢とともに体の機能が衰え、色素細胞の働きが弱まってくるため。

生活環境

食生活、頭皮のケアなど、生活習慣や環境によるもの。

病気

慢性の胃腸疾患やマラリア、貧血症、甲状腺疾患があると、白髪が増えると言われています。病気が完治すると元の髪色に戻る場合もあります。

ストレス

髪の毛の色は頭皮の中で決まるので、すでに見えている髪の毛が突然白髪になることはありません。しかし、髪の毛が作られる段階でストレスが影響することはあると言われています。

若白髪を防ぐ3つのポイント

①食生活の見直し

髪の主成分である、タンパク質を忘れずに

肉や魚、卵などの動物性タンパク質、そして豆腐や納豆など植物性タンパク質もバランスよく摂りましょう。

毛根へ栄養を運ぶビタミンEを摂取

あんこうの肝、モロヘイヤ、いくら、アーモンド、ヘーゼルナッツなどに含まれています。

毛髪を健康に保つビオチン(ビタミンH)も必要

真イワシ、鮭、鶏レバー、牛レバー、鶏卵、鶏肉、ベーコン、オートミール、小麦、落花生、大豆、えんどう豆、いんげん豆などに含まれています。

サプリで補う方法もアリ

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アンチグレイヘアフォーミュラ

髪質向上に必要不可欠なアミノ酸やミネラルが含まれており、髪に栄養を与えます。

②ストレス解消

入浴や運動でストレスを発散させたり、自分がリラックスできる環境を作るように心がけましょう。また、ストレスに対抗するにはビタミンCが必要不可欠。サプリで補うのもオススメです。

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③頭皮マッサージ

頭皮の血行をよくし、凝り固まった頭皮をほぐしましょう。髪の毛を黒くする色素細胞(メラノサイト)が正しく機能するのを助けてくれます。髪を洗う際に両手の指を立てて指圧するようにマッサージしたり、疲れたなと思ったら指で頭皮を押したりしてみましょう。

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いかがでしたか。今はまだ白髪の心配がないという方も、普段の生活から気をつけて、健康で美しい髪を保ってくださいね。