2017年5月8日 メークアップ

自然なのに惹き付けられる「大人可愛い」メイクの作り方

               

公開日 2017年5月8日 最終更新日 2022年4月16日

年を重ねても女性らしい愛らしさは大切です。理想は、ほどよく力の抜けたチャーミングなメイク! 今回は内側から輝きが満ち溢れるような、「大人可愛い」メイクをご紹介します。

「大人可愛い」にはひと手間が大事!肌づくりを大切に

可愛いを目指すためとはいえ、ファンデーションを厚く塗りすぎてしまうと、よけいに老けた印象になってしまいます。大人の可愛いメイクはシミ・しわなどをナチュラルに隠して、もとからキレイな肌を演出することがポイント。保湿力重視の下地と、薄付きのリキッドファンデーションを土台に肌をきっちりつくりこめば、後はファンデーションをふわっと重ねる程度で仕上げましょう。

黄ぐすみが気になるときは紫ベースの下地、青ぐまには黄色系、茶ぐまにはピンク系の下地と使い分けましょう。小鼻の赤みは硬めのコンシーラーを叩き込むように塗った後、ファンデーションを重ねれば自然に隠すことができますよ。

下地は手のひらに広げてから、肌をやさしく押さえ込むようにプレスしながら塗り込みましょう。ファンデーションも同じ要領でプレスしながら塗り、中指(スポンジでも)で小鼻の横など細かい細部にたたき込みます。最後にやさしくティッシュオフして完成です。

リキッドファンデーションは顔全体ではなく中心(頬の逆三角ゾーンや鼻と目まわり)に重点的に塗るのがコツ。そうすることで、素肌感と内側からにじみ出るようなツヤが手に入ります。

チークでふんわり血色感を演出

大人可愛いメイクは血色のよさが最重要ポイント! 特に年齢を重ねた肌は、顔色が悪く見えがちなので注意が必要です。

チークカラーは、ほんのりスウィートな印象に仕上がるコーラルピンクや、コーラルオレンジを選びましょう。可愛さの中にほんのり色気を出したいときは、ピンクレッドを使ってみて。主張の強い赤にピンクが混ざることで、色っぽいのにふんわりやさしいベビーフェイスがつくれます。

今年は高い位置にチークを入れてつくる、ちょっと色っぽいメイクがトレンドです。チークをブラシにとり手の甲やティッシュで一度払った後、頬の一番高い位置より少し上へ卵型に入れましょう。小鼻の横までチークをいれないようにすると、すっきりリフトアップして見えますよ。

眉毛でイメージアップしよう!

角度をつけけすぎた眉毛はどこか古い印象を与えます。太目・明るめカラーで、今年らしく可愛い眉毛をつくりましょう。

まずは、アイブロウペンシルで眉頭・眉尻の部分を書き足し直線になるようにします。使用カラーはブラウン系をチョイス。眉マスカラでふんわり仕上げればやさしい雰囲気に仕上がります。色が濃くなりすぎたときは、上から白のハイライトをふんわり重ねると色味がおさえられますよ。

がんばりすぎない目元がポイント

アイシャドウ

寒色系のカラーはクールな印象になるので、大人可愛いメイクにはあまり向きません。パールの入ったベージュやブラウンがいいでしょう。ツヤと自然なグラデーションで立体感をつくり、ナチュラルだけどぱっちりした目元を演出します。

アイライン

アイラインもブラウン系のカラーを選びましょう。まつ毛の間を埋め込むように点々でアイラインを引き、目じりをほんの少し跳ね上げるように引きます。

跳ね上げすぎは不自然な印象を与えるのでNGです。すっと上に引くぐらいのイメージにすると、自然な上向きラインになり目元のリフトアップにもなります。さらに黒目部分を若干太めにすると、目に丸みがでキュートな印象がつくれますよ。

まつげ

まつ毛の立ち上げすぎは不自然な印象を与えてしまいます。ビューラーを使うときは、下を見て手首を返さずに、根元・中心と3回くらい抜くようにはさみこむようにすると良いでしょう。そうすると自然なカールができ、どの角度から見ても大人っぽくフェミニンなまつげが完成します。

マスカラは、ブラウンのセパレート効果があるものがGOOD。まつげを広げるようにつけると、横長効果で目が大きく見えます。

目元がさみしいときはつけまつげをプラス。そのときも放射線状に広がったタイプを選ぶのがポイントです。まつげの中央にボリュームを出すことで、愛らしい目元が手に入ります。

愛らしい口もとで魅力アップ

淡い色のリップは肌色がくすんでみるのでNGです。肌馴染みがよく、健康的にみせるピンク・コーラルピンク・コーラルオレンジを選びましょう。

まず自分の唇の色に近いリップペンシルでラインを引きます。口角が下がっているのが気になる人は、コンシーラーで口角の下がっている部分を隠し、上唇を少しオーバーリップぎみに塗りましょう。リップペンシルで口角を少し上げるようなイメージで描くのがポイントです。

マットなリップは縦じわが目立ってしまうので、シワーなものやツヤ感が演出できるものをチョイス。パールやラメの粒子の細かいものを選ぶと上品です。

マットな口紅しかないときは、パール入りのグロスでふっくらさせましょう。自然なボリューム感は、大人の唇をいきいき可愛くみせてくれます。

 

いくつになってもチャーミングで、可愛らしい女性は魅力的です。メイクのワンポイントテクニックで上手に引き算して、年齢にふさわしい可愛らしさを演出できたら素敵ですよね。

この春は可愛い大人メイクを楽しみましょう!