2019年10月22日 ボディ&ヘア

パーマで髪がパサつく原因とツヤ髪をキープする方法まとめ

               

サロンでパーマをかけてヘアスタイルはいい感じになったものの、髪のパサつきがひどくなったという経験はありませんか?

LULU編集部の私(30代、髪質は硬め)も、髪がロングになったのでパーマをかけたら、毛先にかけて髪がかなりパサついてしまった経験があります。パサついている上、パーマがかかっているので髪がいつもより絡まりやすく、ブラシで髪をとかすのも一苦労…。

今回は、パーマをかけたいけど髪のパサつきが気になる方、パーマをかけて髪がパサついてしまった方向けに、パーマで髪がパサつく原因と対策、ツヤ髪をキープする方法についてご紹介します。

パーマで髪がパサつく原因

まず、パーマの工程とは

ロッドを髪に巻きつける

もともと弱酸性の性質をもつ髪をパーマ液でアルカリ性に傾ける

ロッドによって髪にカールがつく

パーマ液を洗い流し、酸性の液体で髪を元の弱酸性に戻す

この工程の中で、髪がパサつく原因は、パーマをかけるときに使用するアルカリ性の液体にあります。

アルカリ性のパーマ液が髪のパサつきを引き起こす

もともと弱酸性の性質を持つ髪をアルカリ性に傾けることで、パーマがかかりやすくなる代わりに、髪は一定のダメージを受けていることになるのだとか。

さらに、髪にアルカリが残っていると「ドライヤーやアイロンなどの加熱時に変化が起こりやすくなる」「キューティクルがはがれやすくなり、髪の油分が低下しパサつきなどの症状が出る」「紫外線によるダメージにも弱くなる」などのデメリットがあります。

それならば、パーマによる影響を少しでも和らげたいですよね。そのためにできることが、2つあります。

パーマによる髪ダメージを和らげる方法1:自分の髪質に合うパーマを選ぶ

パーマには、一般的なコールドパーマ、熱を使ってかけるデジタルパーマ、ロッドに空気を送って形をつくるエアウェーブと主に3つの種類があります。

例えば、私だと髪質が硬く、もともとのクセもあるので、デジタルパーマでしっかりかけました。髪への負担を正直感じましたが、私の場合は一度パーマをかけると1年半ほど持つので、アフターケアをしっかりする前提で持ちの良さを選んだ、という感じです。でもパーマがすぐかかる方は、髪への負担が少ないエアウェーブでも十分かもしれません。

パーマをかける前に、自分の髪質の特徴やクセ、希望するパーマの持ち期間、アフターケアなどについて美容師さんに相談しながら、まずどのパーマをかけるのか決めていきましょう

パーマによる髪ダメージを和らげる方法2:正しいアフターケアをする

パーマをかけた後、私が美容師さんから言われたのは「パーマをかけた後の1週間ほどは、パーマの形が髪に定着しようとする期間なので、髪は傷みやすくなっている」ということ。正しいアフターケアをすることが、パーマ後の髪のパサつきを防ぐためにも一番大切です。

私の実体験も含めて、アフターケアのポイントはこちら。

パーマをした日からシャンプーを“ダメージヘア用”に変える

私はパーマをかけた日と同日に、髪のカラーもしたのですが(髪にとってダブルでダメージになるので、やめておきましょう)、その時。カラーリストさんに「パーマ用のシャンコンを使った方がいいですか」と尋ねたところ、答えは「パーマ用よりも、ダメージヘア用のシャンコンにして!」。

私のような、パサつきやすい髪質の人は、パーマ用のシャンコンで形をキープしようとするよりも、ダメージヘア用のシャンコンを使う方を優先した方がいいとのこと。実際、パーマ&カラーをした当日から、シャンプーをダメージヘア用に変えたところ、前回パーマをした時よりも髪のパサつきと絡みが格段に軽減されました。

私が使っているのは、アヴェダの「ダメージレメディ」シリーズ。

アヴェダ ダメージレメデリストラクチュアリングシャンプー

アヴェダ ダメージレメディデイリーリペア

髪のキューティクルを整えてくれるので、パーマ後の髪にぴったり。私の場合は、コンディショナーだけ手持ちの別ブランドのものが残っていたので、それを使っていますが、シャンプーを変えるだけでも違いを感じました。

タオルドライ後、ドライヤーの前にヘアオイルでケアする

美容師さんからもカラーリストさんからも言われたのは「パーマ後は髪が傷みやすくなっているからこそ、ドライヤーを当てる前にヘアオイルをぬっておく」こと。髪が濡れたまま自然乾燥させるのは論外! 毛先を中心に、ヘアオイルで念入りにケアしておきましょう。

髪の紫外線ケアをする

パーマ後の髪にとって、紫外線は大敵。春夏の紫外線が強くなる時期は特に、スプレータイプの紫外線ケアアイテムで髪を紫外線からガードすることが大切です。

パーマをかけた翌日からコテやアイロンは使わない

髪にさらにダメージを与えてしまうだけでなく、せっかくかけたパーマの形が崩れてしまう原因にも…。パーマをかけた後しばらくは、コテやアイロンを使うのは避けましょう。

原因と対策を知って、パーマをかけても傷み知らずのツヤ髪になろう!

自分の髪質にあったパーマを選ぶことや、パーマ後のヘアケアを見直すことで、パーマをかけてもツヤのある髪をキープすることができます。シャンプーを変えるだけで違いがでるので、ぜひ参考にしてみてください!

公開日 2019年10月22日 最終更新日 2022年3月27日

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