公開日 2016年9月18日 最終更新日 2016年9月18日
最近シャンプーのときの抜け毛が多い気がする……排水溝を見つめて不安になったことはありませんか?
心当たりがないのに急に抜け毛が増えたと感じるのなら、それは季節の変わり目によるものかもしれません。抜け毛を“深刻化“させないためにも、きちんとしたケアが必要。抜け毛の原因と対策をご紹介します!
「抜け毛が多い」ってどのくらい?
髪はにはヘアサイクルがあり、個人差はありますが一日に平均55~100本程度の抜け毛なら問題ないといわれています。
さすがに数えるのは無理ですが、抜けた髪の毛の状態をみて途中で切れていたり極端に細くなっていたら要注意、薄毛の前兆かもしれません。
季節の変わり目の抜け毛は一時的なものなので、きちんとケアすれば大丈夫!抜け毛が増える原因を知り、しっかりとメンテナンスしてあげましょう。
秋は抜け毛の増える季節
季節の変わり目は気温や紫外線などの変化により抜け毛が増加傾向にありますが、特に「春」と「秋」は多くなりがちです。
「春の抜け毛」→春は新生活のスタートによる環境の変化によるストレスが原因になっていることが多く、一人暮らしを始める人などは食生活の変化が髪の毛に影響を与えます。実家のありがたみを知って人は大人になるんですね。
「秋の抜け毛」→暴飲暴食・紫外線など夏に受けた体の蓄積ダメージが、秋に一気に出てきて抜け毛につながるケースが多い。また秋は気温の急な変化や夏の内蔵疲労で体調を崩しやすく、体調不良がそのまま抜け毛を引き起こすことも。
つまり、秋の抜け毛は「頭皮の夏バテ」と考えるといいかもしれません。
季節の変化で崩れた生活リズムを整える
髪の成長に大きく関わる自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つの神経が交互に働らくことでなりたっています。生活リズムが乱れ睡眠不足などでストレスがかかると、交感神経が優位なままにの状態に。
その状態が続くと体の血行が悪くなり、頭皮へ栄養が届かず抜け毛を引き起こしてしまいます。
休み明けなどで夜更かし癖が付いてしまった人は、少しづつでいいので寝る時間を早めて睡眠時間を戻してあげましょう。
栄養豊富な食事で抜け毛を防ごう!
季節の変わり目でダメージを受けた体や浪費は栄養が不足しがち。髪の毛によい栄養素を摂取して抜け毛を防止しましょう。おすすめの栄養素は髪の原料となる「タンパク質」、ケラチンを合成させる「亜鉛」、細胞の代謝を促す「ビタミン群」です。
「タンパク質」
- 動物性→肉類・魚・卵・乳製品
- 植物性→大豆・豆腐・納豆
「亜鉛」
- レバー・うなぎ・いわし・牡蠣
「ビタミン群」
- ビタミンB2→レバー・青魚・卵・大豆・乳製品
- ビタミンB6→肉類・避け・バナナ・アーモンド
- ビタミンE→ナッツ・魚介類・ごま
特におすすめの栄養素をご紹介しましたが、他のどの栄養素も体・髪を作るのに大切な栄養素です。上手に食事に取り入れ、バランスよく摂取するよう心がけたいですね。
抜け毛は適量であれば過剰に心配することはありませんが、頭皮へのダメージを蓄積させないように適切なケアが必要です。髪の毛の悩みで余計なストレスを抱えないためにも、季節の変わり目のケアで美しく健やかな髪の毛を育てましょう!
LULUのライターとして2016年の立ち上げから参加。海外コスメ大好きなコスメマニア。ブルベ夏で乾燥肌と戦う日々。もういっそハワイに住みたい。